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10月27日-11月2日 | haru nomura sacks and bags works exhibition 「ふくろ と かばん 」


京都の小さな土間のアトリエで草木染めの素材を活かしたかばんをつくるブランド「haru nomura」の展示会を開催します。植物染料による手染めの色と丁寧につくられた形。使い続けることで育つ調度品が集まります。 

染色作家 野村春花さんは、ご自身のブランドを運営する他、最近ではホテルの空間づくりにも参画、様々な場で活躍される作家です。恵文社一乗寺店ギャラリーアンフェールの展示会は、約6年ぶりの開催になります。

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haru nomura の野村さんから届きました。

風を受ければ大きく膨らみ、風が通り過ぎればもとの布切れに戻る。
空っぽの中には何でも入り、あらゆるものを受け止められる。
そんな大らかな「ふくろ」。

haru nomruaの追い求めるかたちは、
「かばん」ではなく「ふくろ」でした。

工事現場のフレコン、米を保存・運搬する米袋、手提げの紙袋、巾着袋。
今回の展示では、用途の中で洗練された身近な「ふくろ」のかたちをヒントにした新作が並びます。


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どんなときでも支えてくれる吊りベルトの頼れるかばん「フレコンバッグ」。

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フレコンバッグは「フレキシブルコンテナバッグ(Flexible Container Bags)」の略で、工事現場や農地で荷物を運搬・保管するための袋です。丈夫で、機能的なこの袋から手がかりに持った時の重さの体感を軽減するデザインとして「吊りベルトの構造」を取り入れています。

今回初めて、無染色の「白」をご用意。黄色の糸のステッチがよく映えます。白を楽しんで、汚れが気になってきたら染め直しで色を一新することもできるそう。 

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野村さんは、京都東山のアトリエを構えています。植物染料を使い綿や麻などの天然素材を手染めされています。同じ条件で染めたとしても、その日の気候や火の加減で、毎回少し違う色が染め上がるそうで、その日の色や、偶然生まれたムラや、かすれも布の表情と捉え大切にものづくりをされています。

染色や、鞄の制作に注力しつつも、伝えることにも取り組まれています。ご自身のWEBやSNSでは、「色日記」と題する色の魅力を伝える様々な発信を始め、ものづくりの見えていないストーリーを表現することで、鞄を購入された方にも、より奥きを感じるモノとの関係をご提案されています。

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自然の移ろいのように様変わりする色。使うごとに味わいをます鞄たち。染め直しや、お直しもできるそうなので、作家さんと一緒に育てる楽しさもあります。 

今回は「ふくろとかばん」をテーマに、かたちに着目したかばんを中心に展示販売します。「フレコンバッグ」や「お米のかばん」をはじめ「定番トート」や「育てるしかく」など定番のものなど数量限定で並ぶそう。 

一部受注品もありますが、その場で購入できるものもあります。是非、手にとって、彩をお愉しみください。 


haru nomura sacks and bags works exhibition 「ふくろ と かばん 」
2020年10月27日〜11月2日(最終日は16時まで)
恵文社一乗寺店 ギャラリーアンフェール



【展示をご覧になる際のお願い】
○感染症対策として、入り口にはアルコール消毒を用意しております。
○会場内では、マスクの着用をお願いします。(咳などの飛沫防止のため)
○混み合う際は、お席でのお喋りをお控え頂く場合があります。
○混雑時は、入場制限をお願いする場合があります。
ご不便をお掛けしますが、
皆さまに快適に過ごしていただくため、
ご理解頂けますと幸いです。



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haru nomura

WEB http://haruka-nomura.info/
instagram https://www.instagram.com/haru_nomura/
Twitter  https://twitter.com/nomuraharuka


恵文社一乗寺店で過去に開催した「haru nomura 」の展示・フェア

 2014年 ギャラリーアンフェール

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 2014年ギャラリーアンフェールの様子


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恵文社一乗寺店


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