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5月16日-5月31日|シサム工房 フェアトレードフェア

シサム工房は1999年の創業以来、一貫してフェアトレードにチャリティでなく、事業として取り組んできました。「シサム」とはアイヌ語で「よき隣人」という意味。同じ地球上に暮らす人たちと「よき隣人」としてつながって生きていきたいという想いが込められています。
同じ京都市左京区という立地もご縁で、昨年からお互いの店舗で書籍と雑貨でフェアトレードフェアを開催しています。

フェアトレードとは商品の作り手の生活を向上させ、ともに生きていくことを第一の目的にした仕組みがある貿易のこと。そして私達も気に入ったものを選ぶことから作り手を支え、貧困などの社会課題の解決を目指し、地球環境へも配慮した暮らしをはじめることのきっかけになればと考えます。

二回目となる今回は、キッチン、コーヒー時間をテーマに本と雑貨を選びました。
部屋でコーヒーを味わうことも、作り手の生活や環境に少しばかり役に立てることかもしれない。実践できるところから始めたい、食品ロスへの世界各国の取り組みが掲載された本や、フェアトレードの理解を深める本も手に取っていただけるとうれしいです。

SISAM COFFEE
フィリピンのコーディリエラ地方で、焼き畑による自然破壊を止めるためアグロフォレストリー(森林農法)を導入した山岳地域で生産られています。 棚田が美しく、様々な山岳民族の人々が暮らすところだそう。中煎り、深煎り、Neighbor`s Special Asian Blend、いずれも豆と粉があります。手軽に淹れられるドリップバックも。
ネパールで古くから焼き物を作り続けている工房「ティミセラミックス」のマグカップ。粘土と陶石を合わせた素焼きのような自然な風合いと傷つきにくい丈夫さが魅力。普段使いにぴったりです。こちらのカップはプリントをオーダーすることも可能とのこと。記念品や贈り物にと作られる方も多いそうです。
neemカトラリーシリーズ
インドのフェアトレードパートナー、sasha(サシャ)によりコーヒーメジャーやサラダボウル。太古より薬効が知られるニームウッドは民間の治療薬として広く使われ、アーユルヴェーダ、貧困地域でも別名「村の薬局」と呼ばれるほど人々の様々な症状に利用されています。ナチュラルな温かみのある風合い。

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