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11月15日-12月9日 | 雪月の鳥「雪国の里山」フェア


今年5月に北野天満宮からほど近い京都市上京区・上七軒にオープンした雑貨とカフェのお店「雪月の鳥(ゆきづきのとり)」さん。明治時代に建てられた町家を利用した趣ある雰囲気に魅了された方も多いと思います。でもこちらは、見た目と立地こそ実に京都らしいお店ですが、中は一味違います。扱っているのは主に新潟産の雑貨やお茶類、そして手仕事のものたち。カフェでは新潟で生まれたそれらのお茶やおやつなどが味わえます。

京都生まれの店主の松尾和夏さんは、人生の節目に新潟に移り住みます。そこで出会った新潟の風物や自然に魅せられ、生まれ故郷の京都にも新潟の人や物の良さを伝えたいと、一念発起、長い準備期間をかけてお店をオープンさせました。「土と植物と手仕事にまつわるもの」と銘打たれた品揃えは、雪国ならではの素朴さと美しさとを有しています。

そんな品々の一部を、今回当店でも ”雪月の鳥「雪国の里山」フェア” という形で今回ご紹介することとなりました。わら編みのカンジキなどをかたどった玩具、亀 田縞のふろしきハンカチ、オリジナルの摘み草茶、そして新潟県奧阿賀の棚田で穫れた棚田米1キロも特別に並びます。
開催場所は書店スペースの一角となり、 本屋にお米?と思われるかもしれませんが、店主・松尾さんがテーマに沿って選んだ書籍も並びますので、本もお米もお茶も織物もともに同じ世界を作るものとして、一緒にお楽しみ頂ければ何よりです。

また、活版やイラストレーションなど紙を使ったものづくりの作家でもある松尾さんのオリジナルポストカードも販売します。「カトレア草舎」の名前でかつて活動していたこともあり、きっと馴染みのある方もいらっしゃるかと思います。それらも含め、秋から冬へ移りゆく今の季節にあった彩のフェアになりました。ぜひご覧下さい。

雪月の鳥【雪国の里山】フェア
会期:2022年11月15 - 12月9日
場所:恵文社一乗寺店 書店入り口右横スペース

<雪月の鳥 店主・松尾和夏さんより>

恵文社一乗寺店で、雪月の鳥ミニフェア「雪国の里山」展を開催します。「雪月の鳥」は、京都・上七軒のギャラリー&喫茶室です。京都生まれ、新潟在住の作家 兼 店主が、雪国の「土と植物と手仕事のもの」を伝える場所として、活動しています。
この秋、棚田で収穫した新米と、稲わらを使ったわら細工のものや、新潟の野良着で親しまれていた亀田縞の布もの、野草茶など、雪国の里山にまつわるものを 販売します。また、雪国・新潟にゆかりのある作家、小川未明や蕗谷虹児の童話や、里山の暮らしにまつわる本もあわせてご紹介いたします。お楽しみ頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。


(担当:能邨)

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