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PINT POP UP 〈特別イベント〉

生活館ミニギャラリーで開催される「PINT POP UP」に際し、
期間中、革製品と動物のつながりと営みを感じる特別イベントを開催します。

▼特別イベント1▼  
【11/4、5】滋賀県鹿革のジビエレザー受注会

狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味するジビエ。ジビエ料理は広がってきていますが、その副産物である皮はほとんどが廃棄されています。
Six coup de foudreの高見澤篤さんは10年以上前から、この皮を活用したものづくりを続けてきました。日本各地の猟師と直接つながり、狩猟された鹿、猪、熊など野生動物の食肉の副産物としての皮を譲り受け、鞣して「革」にして、バッグやポーチなどを作っています。

今回、このイベントに合わせて特別に、滋賀県東南部にある日野町の害獣駆除により狩猟された鹿の革を使い、受注会を行います。

2023年7月に狩猟された鹿2頭の皮を、高見澤さんのパートナーのタンナー(皮革の鞣し・加工の工場)にお渡し、タンニンで鞣し、鉄媒染とヌメの2種類の革を作りました。受注会の日は、東京から高見澤さんがお越しくださり、この2枚の革を展示し受注会を行います。実物の革を見ながら、バッグやポーチ、ケースなどお好みの型を選んでいただき、革のこの箇所を使いたいなど、そういった希望も承ります。鹿革を実際にご覧いただき、高見澤さんに相談しながら、革のどの部位を使うか、お好みの型の受注をします。

 
【場所】生活館ミニギャラリー内
【開催日】11/4(土)、11/5(日)
  


▼特別イベント2▼ 
【10/29、11/4】滋賀県鹿肉の食事

この革の源に遡り、同じ猟師、同じ地域で獲られた鹿肉を使った料理をお召し上がりいただけます。

鹿の命。肉を食べ、皮は鞣して革にして、使う。
命を全ていただく。感じる。
これは高見澤さんの製作の根本にある思いでもあります。ジビエが広がる以前から、「命をいただく」という思いで、ジビエ革と名付け野生皮革で製作を行い、通常除外する傷の部位の活用や、捨ててしまうような端切れを丁寧にパッチワークするなど、形にし続けてきました。

コテージでは、動画などの資料や、関連したさまざまな展示を予定しています。期間中の販売・受注会はもちろんですが、食も含めて、命の連なり全体に触れてください。

高見澤さんも、今回くらい食も全て連ねて伝えられるのは初めて、とのこと。是非ご参加ください。

⚫︎10/29(日)
〈ランチ〉11:30〜完売まで
鹿肉ハンバーガー、サラダ、小鉢、鹿骨スープ/月麦の音
〈喫茶〉11:00〜18:00
菓子/月麦の音、コーヒー/zawa coffee

⚫︎11/4(土) 
〈喫茶〉 11:00〜16:00  
〈ディナー〉18:00〜19:30 ※予約制(15名)
7500円(税込)
滋賀県鹿肉を使ったコース料理
食前茶 ちらし寿司 ロースト ブルスケッタ サラダ ソーセージ デザート /月麦の音    コーヒー /zawa coffee

ディナーのみ、ご予約制となります。
ご予約はPINT InstagramへDM、
もしくはメール info@pint.mn まで、名前と人数をお知らせください。
当日、受付時に7500円(税込)のお支払いをお願い致します。


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