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5月13日-26日 | točit 10th collection「ふきよせ」

坂の街、文学の街、映画の街として知られる広島・尾道。古くは貿易の要衝として栄え、現在では瀬戸内の島々を繋ぐ起点として、国内外から熱い視線が注がれています。

デザイナー・垣根千晶さんが展開するブランド「točit(トチエット)」は、そんな尾道で祖父母の代から70年以上に渡り帽子を作り続ける藤井製帽から立ち上げられました。

デザインのコンセプトは年齢、性別、時代、あらゆる概念に”線は引かない”こと。točitの帽子は、瀬戸内のおだやかな海のようにどんな人も受け止めるおおらかな包容力を持ちながら、日常をほんのひとさじ美しく、背筋を伸ばしてくれる凛とした佇まい。どれもデザイン性と機能美を兼ね備え、日常にすっと馴染みます。

「Milada abaca」(Basic Line)
しなやかな手触り 肌に落ちる影が美しい
左:ベレータイプの「Pakol」 右:マスクと日よけの機能を備えた「Crack」
(いずれもBasic Line)

一見するとユニークなデザインも、細やかに考え抜かれた機能が詰まっています。夏の厳しい日射しを遮りつつ風通しのよいデザインや、被っていないときは壁に掛け、アート作品のように楽しめるものも。

掛けて飾れる帽子「Vrstva」(Basic Line)
一輪挿しの機能を備えたハットピンが付属
その日の気分で気に入りの草花を飾るのも楽しい

引き寄せられては離れ、一瞬の時間と縁、出会いを繰り返す。自然のうつろうさまを帽子にうつし、「ふきよせ」と名付けられたコレクションが新緑まぶしい初夏のミニギャラリーを彩ります。10周年の節目となるこの年に、当店での展示がみなさまとの新たなよき出会いとなれば嬉しいです。

会期中は、デザイナーの垣根さんが在廊予定です。帽子がお好きな方はもちろん、苦手で普段は被らないという方もこの機会にぜひお試しいただけたらと思います。みなさまのご来場をお待ちしております。

točit(トチエット)

デザイナー・垣根千晶さんが手掛ける帽子ブランド。

広島・尾道を拠点に70年以上続く家業の藤井製帽を経て、2013年に立ち上げ。年齢に、性別に、時代に、あらゆる概念に ”線は引かない” をコンセプトに、1枚1枚丁寧に縫いあげる。

・HP:https://www.tocit.jp/ja
・Instagram:@tocit_hat

垣根 千晶(かきね ちあき)

広島県尾道市出身
文化服装学院アパレルデザイン科卒業後、企画・デザイン会社にて、国内外でのコンテンポラリーダンス舞台衣装製作や、東京コレクションに携わる

2010年 家業である藤井製帽株式会社に入社、OEMのデザインを手がける
2013年 točit を立ち上げ

točit 10th collection「ふきよせ」
2023年5月13日-5月26日(※最終日は14時まで)
※作家在廊予定:5/14(日)
恵文社一乗寺店 生活館ミニギャラリー

(担当:岡本)

<ご来店の皆さまへ>
感染症予防にご協力をお願いいたします。
・状況に合わせマスク着用と咳エチケットにご協力をお願いいたします
・手指の消毒(会場に設置しております)
・大きな声でのお話はご遠慮ください
・発熱、体調不良、風邪の諸症状が見られる場合のご入店はご遠慮ください
・会場内が混雑する場合は、入場制限等をさせていただく場合がございます

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