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#生きのびるブックス

1月10日|藤原辰史(歴史家) × 成相肇(東京国立近代美術館主任研究員)対談「どげだいこげだい 植物性とわるさ、その変幻自在と批判力」

〈関西初! 記念トークイベント〉 学芸員の成相肇さんのデビュー作『芸術のわるさ』が話題を呼んでいます。秩序からはみ出す怪しい者たちとその怪しき技術を〈わるさ〉と名づけ、硬直した思考からの解放をめざすこの異形の本をめぐって、歴史家の藤原辰史さんと対談を行います。 藤原さんは『植物考』で、環境破壊と暴力の現代史を理解するために、植物のふるまいから人間観を相対化しました。現代史と現代美術。分野は異なりますが、お二人がともに着目するのが、曖昧で未分化な異形のものたちです。下等で取

5月14日|『死ぬまで生きる日記』刊行記念トークイベント 土門蘭×いしいしんじ「『書く』の効能を考える」

4月下旬に京都の文筆家、土門蘭さんの新刊『死ぬまで生きる日記』(生きのびるブックス)が発売されました。本書はカウンセラーや周囲との対話を通して、自身の「生きづらさ」と向き合うさまをつぶさに綴ったエッセイです。刊行を記念して、トークイベントを開催します。 トークのお相手は作家のいしいしんじさん。 ともに京都を拠点に執筆活動を行っているおふたりに、「書く」という行為と心の関係性や、書き続けるモチベーションと秘訣、京都という場所が創作 活動に与える影響など

4月18日-6月5日|土門蘭『死ぬまで生きる日記』刊行記念フェア

安心できる場に立っているはずが、どこかざわざわと落ち着かない。疲れきっているはずなのに、うまく眠れない。「楽しい」や「嬉しい」といった感情もきちんと味わえているのに、片隅で抱えてしまう「生きづらい」「死にたい」という気持ち。文筆家・土門蘭さんによる、生きのびるブックスさんでのウェブ連載を書籍化したものが、このたび刊行されました。ままならない自身と向き合い、掘り進めた日々の記録をあるがままにおさめています。本書の刊行を記念し、書籍フロアにてフェアを開催いたします。 書内に収録

3月30日|『10年目の手記 震災体験を書く、よむ、編みなおす』刊行記念トーク 手記を読む/受け渡された声に応答する

昨年10月にスタートしたばかりの小さな出版社「生きのびるブックス」より3月11日に刊行される『10年目の手記 震災体験を書く、よむ、編みなおす』の出版を記念したトークイベントの開催が決定しました。本書の著者である瀬尾夏美さんと高森順子さんによる対話。ぜひこの機会にふるってご参加ください。 東日本大震災から10年の節目に行った、暮らす土地も被災体験も様々な人々の手記を集めるプロジェクト「10年目の手記」の書籍化を記念してトークイベントを開催します。 書籍『10年目の手記