エリザベス女王杯2021 上位人気馬考察
【はじめに】
11月に入りより一層寒さの強まる中いかがお過ごしなんだいおまん達言うとりますけど。(某ラジオ系YouTuberの挨拶風)
すみません。ふざけが過ぎました笑。noteを開始してまだ2枚目で右も左もわからない状態です。探り探りやっておりますので温かい目で見ていただければ幸いです。では本題に入ります。
1.アカイトリノムスメ【L(M)系】
ディープ×キンカメの構成でL主体のまとまった馬。鮮度のある内は頑張りそうですが、古馬になったらダウン質が主戦場になるタイプ。秋華賞は同類血統の人気馬の中で唯一休み明けとリフレッシュされた状態、ストレス疲労が全く無い状態でのV。
今回は初の古馬混合重賞と鮮度はありますが、前走のストレス疲労を抱えた状態で、莫大な量があるタイプでもない同馬が走ってこれるでしょうか。詳しくはこちらをご覧ください。
2.レイパパレ【LS系】
ディープ×クロフネの構成でスピード持続型のLS系。小柄な牝馬ながらデビューから6連勝でGⅠ大阪杯を制した新星。しかし近2走はあっけない競馬。確かに前走は小柄な牝馬の休み明け、連荘期終了でリズムを欠いた状態、中山の多頭数、非根幹距離と納得できる敗戦だったが、所詮鮮度と量のディープ産駒なのだろう。
その証拠に条件戦は全て中頭数以下の自分より弱い相手。チャレンジCは初重賞という鮮度と少頭数。大阪杯は初GⅠという鮮度に生涯初の逃げる位置取りショック。(これが成立したのは人気からの解放と少頭数)
圧倒したレースは全て鮮度と量だけで賄っている。宝塚記念はショックの反動、オールカマーは先程述べた通り。非根幹距離の2200m自体適性距離では無さそうだし、人気込みで魅力を感じない。
3.ウインマリリン【SC系】
スクリーンヒーロー×Fusaichi Pegasusの構成でSC系。パワー型の先行馬で馬群にも怯まない豊富な闘争心と集中力を兼ね備えている。体調が整わなかった秋華賞以外は弱い面を一切見せていない。完全に外伸び馬場だったAJCCは内でしぶとく先行して6着、距離適性外の天皇賞春でも5着と大負けしないのも牝馬らしい精神力を感じる。
前走は直線で進路が狭くなり減速するも、そこからもう一度抜け出しての勝利。充実期であり、闘争心や集中力の高ぶった状態の今こそGⅠを獲れる器である。単勝期待値が最も高い馬。
4.ウインキートス【CL系】
ゴールドシップ×ボストンハーバーの構成でCL系。ステゴの系譜らしく戦歴からもC系に映り、母父からS質も補完しています。
初重賞挑戦となった日経賞では道中不利を受けて15着惨敗。そこから目黒記念はスローペースを前に行く位置取りショックで圧勝。前に行けるのはS質もあるからでしょう。札幌記念は休み明け+18kgとこの馬のCを活かせず、また量で圧倒できる相手でもなく9着敗戦。前走のオールカマーは-14kgと馬体を絞り、内枠から差して2着。やはり集中力あるなーと感じました。
今回は初GⅠ挑戦ですが、前走で集中し切った感があり、反動も懸念される局面。交互のリズムを刻んでますし、過度な期待は出来ない。
5.テルツェット【SL系】
ディープ×Danehill Dancerの構成でSL系、もしくはLS系。条件戦から4連勝でダービー卿CTを制したが、次走のヴィクトリアMでは14着と惨敗。この結果を受けて鮮度と量で補えない相手には大負けする典型的なディープ産駒だと思っていたが、あの敗戦は小柄な牝馬が牡馬混合重賞の中山を捲り差しした事により、馬が一時的に硬くなるいわば反動の様な状態であったからだと考え直した。前走のクイーンSは休み明けダウン質を外枠後方から差し切り勝利。ここでやっぱり典型的なディープかもと思い直す。
結論は小柄なディープが摩擦アップの多頭数内回りの非根幹距離GⅠで勝ち切るイメージが湧かず。摩擦や馬群を嫌がって投げ出す局面だと読みました。一応中距離へのカテゴリーチェンジですし、牡馬混合重賞勝ち馬ですから地力は上。一か八かで脚を溜めてくるでしょうから紐では警戒した方がよさそう。
評価順
ウインマリリン
テルツェット
レイパパレ
アカイトリノムスメ
ウインキートス
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