菊花賞 相応しい穴馬を探すためのヒントを教えます

Point

・阪神2200m以上の経験がある馬。パワースタミナの下地+下の話に繋がる。
・スローペースの中だるみ適性が要求される。持続ラップを好む馬には全く合わない。
・2200mの条件戦で勝ち上がった馬が好走しやすい。これは中距離的なスピードとスタミナのバランスが要求されるため。

【今年の該当馬】
▪︎阪神2200m以上経験馬
インプレス
シェルビーズアイ
ヴェローナシチー
セレシオン
シホノスペランツァ
ディナースタ
プラダリア
ボルドグフーシュ
ポッドボレット
レッドバリエンテ


▪︎新馬戦以外で前後半2.0以上のラップ差で勝ち上がった馬
(例 前36.0後34.0→◯ 前34.0後36.0→×)
インプレス(アザレア賞 前半38.1後半34.0)
ジャスティンパレス(黄菊賞 前半38.5後半34.7)
セレシオン(梅花賞 前半37.8後半34.3)
タイムオブフライト(3歳以上1勝クラス 前半40.1後半37.3)
ボルドグフーシュ(ゆきやなぎ賞 前半37.2後半34.0)
ポッドボレット(2歳未勝利 前半36.9後半34.2)

▪︎条件戦以上の2200mで勝ち上がった馬
アスクビクターモア
ガイアフォース
ジャスティンパレス
セレシオン
ボルドグフーシュ
ポッドボレット
レッドバリエンテ

 これでステイヤーの資質を持った馬の選定が出来ました。ちなみに昨年6番人気で3着の牝馬ディヴァインラヴ、3年前8番人気で2着のサトノルークスは3つすべてに該当していました。さて今年全てに該当したのは。

・セレシオン
ボルドグフーシュ
ポッドボレット

でした!3頭について考察してみます。


▪︎セレシオン【SL系】

父ハーツクライ、母父仏系統のCandy Stripes。字面でもわかる通り重たいですよね。こういうタイプが穴を開けるのが菊花賞!(笑) 前走は課題だったスタートもしっかり決めて先手で折り合えたのが大きな収穫で、直線では3馬身半突き放す完勝。3着馬も次走勝ち上がっているので、決してレベルの低いレースではありません。ハーツクライ産駒は腰が弱く、トモが成長力すると覚醒すると言いますが、スタートを決めて前に行けた前走を見ると覚醒した感ありません?ステイヤー資質、成長力を考えたら好走確率は最も高いでしょう。

▪︎ボルドグフーシュ【SL系】

父スクリーンヒーロー、母父はサンデー系のLayman。デビューから2000m以上を使われていてスタミナパワーに秀でたS系だと思います。追い込み脚質な分疲労が溜まりやすく連勝が難しいタイプなのか、捲った後は一時的に精神が固くなってる状態だからか連勝はないタイプ。前走は上がり最速も0.7差の3着なので反動はそこまで気にしなくて良いと思います。どうしても展開待ちの面があるので単勝は厳しいかもしれませんが、複勝圏内は堅そう。ゆきやなぎ賞を見れば高い適性が伺えます。

▪︎ポッドボレット【S系】

父ジャスタウェイ、母父Medaglia d'OroでS系。血統やタイプを考えた時決してステイヤー資質はないと思いますが、中だるみでも我慢できるタイプという事で該当したようです。正直半信半疑なところがありますが、春はヴェローナシチーやレヴァンジル、セレシオンを破っていて力は証明しています。しかし京都新聞杯から不振が続いており、ジャスタウェイ産駒は1度崩れると不振脱却は難しい傾向にあるので紐で抑える程度にしておきましょう。ジューンSは-10kgで折り合いつかず、関ヶ原Sは+18kgで太め残りだったので今回は馬体重を安定させてきてほしいです。折り合い、発汗、気性難ですが一応該当したので抑えます。


特に期待値の高い穴馬として
・セレシオン
ボルドグフーシュ

を挙げたいと思います。


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