大阪杯 本命馬と穴馬、危険な人気馬

危険な人気馬

過去7年で馬券になった馬は21頭いるが、その中で3代遡っても米国系の血が無かった馬はキセキ、ペルシアンナイトの2頭のみ。何故米国系が優勢になるかというと、小回りかつ持続力が要求されるコースだから。重馬場になった2021年すら、母父米国系のワンツースリー。

今年の出走メンバーの中で、3代遡っても米国系がない馬は
「エピファニー カテドラル ソールオリエンス ミッキーゴージャス
リカンカブール ローシャムパーク」の6頭。この中で人気しそうな
ソールオリエンスとローシャムパークの2頭を危険な人気馬とする。

穴馬

スタニングローズ
ナミュールとスターズオンアースを破って、「阪神芝2000m」G1を制したことは忘れてはならない。フラワーCもオークスも紫苑Sも秋華賞も、全て「キレ味で勝った」のではなく「先行して勝った」馬。大阪杯で狙うべき脚質の典型例と言える。当然長期休養明け+テン乗りで秋華賞の時のようなパフォーマンスが出せるかは疑問だが、適正で見れば上位なのは間違いないだろう。穴人気しそうだが流石に5番人気以上にはならないと思い穴馬に指名する。

本命馬

プラダリア
血統的には推さざるを得ない馬。ディープ産駒x母父米国系は
2017年ステファノス 7番人気2着
2018年アルアイン 2番人気3着
2019年アルアイン 9番人気1着
2020年ダノンキングリー 1番人気3着
2021年レイパパレ 4番人気1着
2021年コントレイル 1番人気3着
2022年ポタジェ 8番人気1着
2022年レイパパレ 3番人気2着 と超高相性。
そしてプラダリアは「キレるタイプ」のディープ産駒ではなく「持続力」に長けるディープ産駒。実際に33秒台の上りを出したことは1度もなく、比較的安定して先行できる馬である。

不安点は2つ。1つは「能力的にG1を取れる器なのか?」という点。
今回はメンバーレベルが正直そこまで高くはなく、G2を2勝したこの馬ならワンチャンスあるのではないかとみている。

もう1つは人気。プラダリアの買い要素は多いのだが、G1では少し足りない馬という印象。単勝6~10倍あたりなら買いたいと現時点では思っている。

能力も重要だが枠順も重要だ。Bコース替わりの阪神芝2000mは内枠が超絶有利なコース。現時点で買わないと思っている馬でも内枠に入れば考え直すだろうし、逆にプラダリアが外枠に入りでもしたら本命から外すことも視野に入れるだろう。

タスティエーラやジオグリフ、ベラジオオペラにも注目しており、枠順発表が待ち遠しい。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?