ヴィクトリアマイル 残念出走馬編

想定2番人気 サウンドキアラ
 残念出走馬ナンバーワン(失礼!)。ヴィクトリアマイルを本気で獲りにいくのであれば2月は京都牝馬ステークスではなく、東京新聞杯を使って欲しかった。厩舎が違うので一概には言えないが、参考までにリスグラシュー4歳時のローテーションをご紹介したい。エリザベス女王杯(2200)の後、休養を挟んで東京新聞杯(1600)⇒阪神牝馬ステークス(1600)⇒ヴィクトリアマイル(1600)とローテーションを組んだ。ポイントはヴィクトリアマイルと同舞台となる東京新聞杯を使ったこと。たったそれだけと思うかもしれないが、競馬においてコース経験の有無は非常に大きい。陣営の本気度が分かりやすく出る部分だからだ。
 確かにサウンドキアラは昨年、ヴィクトリアマイルで東京マイルを経験済ではある。しかし、もう東京マイルの予習は必要がないと陣営が判断したと考えるのは早計だ。東京マイルの予習が必要ないイコール、ヴィクトリアマイルからの逆算でローテを組むとしたら、どう考えても使い過ぎ。19年12月リゲルステークス⇒1月京都金杯⇒2月京都牝馬S⇒4月阪神牝馬S。その全てで結果を残しているのもマイナスだ。もう余力など無いだろう。

 ヴィクトリアマイルから逆算した本気のローテを組んだリスグラシューでさえ届かなかった1着。単勝10倍でも買わないね。

あなた は 経済を すっごく 回した! 天才か!!