力を持て余す素質馬を一点勝負で狙う 木曜大井12R 東京ダービートライアル予想

後から見直すとレベルの高いレースというのは、毎年何レースか出てくるものだ。

2011年のシンザン記念もそうかもしれない。1着レッドデイヴィス、2着オルフェーヴル、3着マルセリーナ、4着アドマイヤサガス、5着ドナウブルー。

いずれも後に重賞を勝った馬ばかりで、2着オルフェーヴルは三冠馬に、3着マルセリーナは桜花賞馬に輝いた。大当たりの年である。

2014年のシンザン記念もなかなかのレベルだった。1着ミッキーアイル、2着ウインフルブルーム、3着タガノグランパ、5着モーリス、8着ニシケンモノノフ。当時このレースが終わった直後、タガノグランパがダービー4着となり、モーリスがあれだけの活躍を見せることを予期していた人間がいるだろうか。

このように、『メンバーが揃ったレース』は後に金になりやすい。

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