準OPで歴史が変わる!? 土曜小倉11R佐世保S予想

木曜の大井競馬にて、ダート1000mのコースレコードが44年ぶりに塗り替えられた。地方の予想では中央の話を始め、中央の予想では地方の話から始める、いつものように脈略がないが、まあ聞いてくれ。

大井のレコードは塗り替えにくい。これは地方競馬全体でそう。昔は地方のレベルが高かったこと、ダートも浅かったことなどから時計が出やすい状況で、今は簡単に破られなくなっているんだ。だから南関のレコードなんて年に1回出ればいいというくらい。

さて、中央はどうか。中央の日本レコードで、今も施行されている条件の中で最も古いレコードは芝3600m、94年のエアダブリンが保持しているものだ。これを塗り替えるのはなかなか難しい。年に一回しか行われない上、ペースによってタイムが変わってしまう長距離。今は長距離のハイペースが珍しい時代だから、このレコードは簡単には破られない。だからこそ26年残り続けている。

次に古くから残っているのは2300mのレコード。99年5月にセイウンエリアが記録している。こちらも上記3600mと一緒で、年に一度、春の東京・新緑賞でしか施行されていない条件だから、当然塗り替えにくいレコードと言える。

問題はここからだ。

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