女傑の快挙を阻止する馬は…! 10月4日日曜パリロンシャン 凱旋門賞予想

あまり日本では話題にならなかったのだが、9月半ば、とんでもない数字が一部のファンの間で話題になった。

9月13日のフランスGIヴェルメイユ賞。勝ったタルナワの上がり3Fタイムが32.81と表示されたのだ。ヴェルメイユ賞は芝2400m、凱旋門賞の有力ステップレースなのだが、2400mで32.8など、日本でも滅多に出ない高速上がり。こんなタイムどう考えてもおかしいだろうと思っていたら、いつの間にかそんな表記は消えていた。

計測ミスなのか表記ミスなのかは未だ真相は分からない。ただ、ヴェルメイユ賞が行われたこの9月13日は全体的に時計の出やすい日だったのは間違いない。それこそ2400mのパリ大賞、モーグルの勝ち時計は2.24.7。異例の好タイムだ。

硬い馬場に加えて、コロナで春先に競馬開催がなかったこともあった影響だろう、とにかくこの凱旋門賞の前哨戦デーは硬い、高速馬場だった。

さて、ここからが本題。

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