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教えることの難しさ

今日会社の先輩とおしゃべりしていて話したことをかるくメモっておく。

後輩に教えるって難しい。

その先輩も私も後輩ができ、指導する立場になって来ているが、体系立てて人に何かを教えていく事が難しいと感じるよなっていう話をした。

私は物事を教える時、外枠から教えてしまう。

例えば(私は工業薬品の営業をしている)

①実験して、②結果がでて、③考察、④提案書のまとめ、⑤客先への説明、、、という仕事があるとすると、⑤から説明し、その為に何が必要か自分で考えてといった教え方をする。

成功すればラッキーだし(教える手間も省けるし^o^)、失敗してもそこからまた教える事で失敗体験と一緒に記憶に残ると思っている。

失敗しないと覚えない。

例えばその2

薬品を使っている設備の定期点検は一回教えたら、二回目からは一人でやらせる。

これも、分からない所を自分で分かりながら、都度質問しながらやる事で早く身につくと思っている。

同僚からは、私は1から10の9,10しか教えないから、後輩は苦労してると思うよーと言われた事がある。たしかにそうだ。

大体を教えてから、いざやらせてみると、アレもコレも教えてなかったとか、まずソレを教えないと出来ないよなって事がでてくる。教える事も失敗しないと分からないんだなと思う。

先輩はこの話をとても共感してくれた。仕事をするのに積み上げ式で1から進めたいタイプと全体像把握してそれに向かって進めたいタイプとがいるらしい。上司部下で見た時に、まず初めにカップリングすべきは同じタイプの人間がいいらしく、一通り教えてから今度はもう一方のタイプと組ませると成長が早いらしい。

残念ながら私と後輩は違うタイプだ。スマン後輩。

人に教えることは難しいけど、自分の理解を深めるにはとてもいい方法だと思う。それに、30歳を超えて今後さらなる昇進をする為には、教えることの巧さは必要不可欠だと思う。

要は自分とちがうタイプの人を教えることって難しいけど自分の為にも大事だよなと思ったというだけの話だ。うん。

最後にもう一つ。その後輩と1年接して実感している事は、タイプ云々の前にコミニュケーションありきだという事だ。

初めの方は放任であまり親身に教えてくれない不親切な先輩と思われていたと思う。ただ1年かけて、現場で慣れないと覚えないとか、失敗しないと身につかないとかをつたえてコミニュケーションを図ることで、私という人間を理解してきてくれた気がする。最近は気軽に分からないとか失敗したから教えてとか言って来てくれる。

これからも教え方は要改善しつつだが、コミニュケーションありきという事を忘れずに自分のやり方を開拓していきたい。

そして目指せ昇進^ ^

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