10. Nena “99 Luftballons”

おはようございます。高橋です。
今回はドイツの方です。

ネーナという方で、『99個の風船』という意味です。『ロックバルーンは99』という邦題がついています。テーマは反戦。ドイツがまだ東西に分かれていた頃に発表され、世界を圧巻したと聞いてます。
高橋はこの頃まだ生まれていないので、『昔、ドイツは東西に分かれていたんだよ』と聞いても、生まれる少し前なのか、100年くらい前の話なのか、何となく薄ぼんやりとしか分かりません。もちろん知識としてはもっていても、です。
世界を震撼させるニュースも、だんだんと日常に溶け込み、薄ぼんやりと歴史に埋もれてしまう。必死に足掻いて、後世に伝えようとしても、後世の人々には、知識としてしか共有できない。何となく、虚しく感じる時もあります。
でも、だからこそ、必死に伝えていく必要があるのかもしれません。
東日本大震災で味わった地震や津波の恐怖も、ロシアによるウクライナ侵攻も、世界を一変させた新型コロナウイルスも、きっと、伝えていかなければならない。知識があれば、同じようなことが起きた時、同じ悲しみを感じる人が少しでも減るかもしれない。
その伝え方の一つが、音楽なのかもしれません。音楽で世界を変える…なんて、壮大で馬鹿げているようで、意外と真理を突いているのかもしれないですね。

“Hast du etwas Zeit für mich?
  Dann singe ich ein Lied für dich”

“時間があるなら、歌ってあげる”

さて、今回で10曲目です。
やっとここまできました。10曲目までは自分が影響を受けた曲を書こうと思っていたので、どの曲にしようか悩みました。
次からは、思いつくままに書いていけたらと思います。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
今週は暑くなりそうですね。身体に気をつけてお互いすごしていきましょう。


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