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子供との会話は暗号だらけ

こんにちは。

運動不足のせいか、もう自分の一歩の距離感すら忘れて、扉に肩や腰をぶつけることが増えた気がする今日この頃。うん、いま、運動不足のせいにしたけど、歳のせい、って知ってる。はい、みなさん、お元気ですか。

赤ちゃんの頃から、親は子供と意志疎通することに神経を尖らせる癖がついていて、いつしか子供が発する暗号を読み解く技を手に入れる。

例えば、うちのイクメンに娘のお迎えを任せた日、寝かしつけながら、「今日の晩ご飯は何食べたの?」と訊く。すると『なのまきとー、ゆうなたべた。えままめはー、ちょっとたべて、いらないってゆったの』と暗号文が発せられる。

なのまき=納豆巻き、ゆうな=ウインナー、えままめ=枝豆。今でこそ理解できるようになったけど、「ゆうな」に正解を出してもらうまでに、何度「ちがーう!」の札を挙げさせたことか。ほんとに、その節はすみませんでした。

ほかにも、『いらない』は「いる」だったり、『食べない』は「食べる」だったり、恋愛中に彼氏を困らせたがる乙女かってくらい、“わたしのこと分かってよ!”と暗号を吹っ掛けてくる。

で、いま、この話をどうして終えようかと、「どうやって締めたらいいと思う?」と無茶振りぎみに娘に助けを求めたら、ちょっと考えて、おもむろに窓のカーテンを閉めてくれた。ふむ。おそらく、アレを使えという暗号指令だな。

はい、『閉店ガラガラ』。


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