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鬼さんに会いたくて

こんにちは。

保育園で覚えてきた『鬼のパンツ』をノリノリで歌いながら、「ママもやって~」と一緒に踊るように誘ってきたので、全力で踊り始めた途端に、おままごとセットに気を取られた娘にスルーされる始末。娘よ、大人の全力を返してください。

さて、もうすぐ節分。どうやら娘は、鬼さんが怖いらしい。でも、怖いもの見たさとはよく言ったもので、YouTubeで節分関連の動画を選び、「こわーい、こわーい」と言いながら、しっかり観賞している。

ホラー映画が苦手なわたしには、怖いのに見たいという気持ちには寄り添えない。けれど、鬼退治用に買った豆を、早々に開けて、YouTubeをみながら、ポリポリと無意識に口に運ぶ娘の様子をみて、さすが我が子と思う。明日の朝食用にと買ったパンを、夜中に小腹がすいて、テレビをみながらペロリと食べてしまうわたしにそっくり。

嫌い嫌いも好きのうち、みたいな言葉があるように、怖い怖いと言いながら、きっと鬼がくるのを心待ちにしているのだろう。まるで、サンタクロースを待つように。なんせ、「こわくなかった~♪」と微笑みながら寝言を言うくらいだから。

ねぇ鬼さん、娘はお豆を食べてしまったけれど、節分までには買い足すから、まだ来ないでくださいね。


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