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コミュだけじゃない、multi-angleセンターVoストレイについて

・はじめに


「マルチアングルはコミュが最高」

ここ1年くらいの間、筆者が口癖のように繰り返してきた言葉です。
コミュ鑑賞済みの冬優子P各位には同調していただけるものと思います。

そんな「【multi-angle】黛冬優子」ですが、グレフェスでの性能について語られる機会は、それほど多くない印象です。

しかし、彼女をセンターに据えたVoストレイはグレ7においても充分に戦っていけるポテンシャルがあります。
この記事では、「multi-angleセンターVoストレイ」について解説していきたいと思います。

(※注意)
筆者はグレ7残留できたりできなかったり程度の実力で、最上位勢の方々と比べると一枚も二枚も落ちるレベルです。
それ故の至らない点もあるかと思いますが、あらかじめ御了承ください。

・編成概要


育成甘いのは許して

筆者の基本的な編成です。
Ceに【multi-angle】、Voに【Housekeeping!】、愛依ちゃん及び出張2枠は使用率で選んでいます。
ルールによっては、思い出加速要員やプロメッサなどを採用することもありました。

冬優子とあさひは自札2枚。
使用率枠の3名には、【とても、とても静かな雨(以下、とてとて)】【murmurmaid】【あけまして、大吉~!(以下、大吉)】から2枚を持たせています。

札切り例としては、
【Housekeeping!】→【とてとて】→【multi-angle】→思い出
【Housekeeping!】→【大吉】→【とてとて】→思い出
といった流れになることが多いです。

この編成における大きな強みとしては以下の点が挙げられます。

・multi-angleセンターの強み

1.STEP産思い出3センター

STEPでの思い出レベル5育成は、現時点でのエンドコンテンツと言える要素です。
詳細については割愛しますが、その難易度は高く、実現できている方はまだまだ少数です。

一方で、思い出レベル3までであれば、STEP育成でも簡単に到達することができます。
そして、一部のアイドルは、思い出レベル3でも、思い出レベル5と遜色ない火力を出すことができます。
その中の一人が、「【multi-angle】黛冬優子」なのです。

付与されるバフの数は同じ、リンク追撃の内容も同じ

思い出3センターの強みは、なによりもその手軽さです。
感謝祭の親愛度ノウハウもメッセージカードも必要ありません。
特化ポジションと同じ感覚で育成できます。

さらに、特化ポジションと同じ感覚で育成できるということは、ステータスを伸ばすことも、思い出5育成に比べて容易です。
センターの特化ステータスは思い出アピールの火力に大きく影響するため、これは非常に大きなアドバンテージと言えます。

また、【multi-angle】の完凸札はリンク込みで6.5倍の単体アピールができます。
ステータスの高さは自札を撃つ場合にも有用で、2つ目の強みにも繋がっていきます。

2.PL残留性能

もうひとつの強みがPL(パーフェクトライブ)での残留性能です。

2023年5月現在のグレフェスは群雄割拠の状況ですが、ひとつ抜けている編成を上げるとすればVoアンティーカでしょう。
興味無視や興味ダウン付与により、大吉によるコントロールを破綻させてくるため、対面脅威度も高い編成です。

さらには、VoノクチルやVo放クラにも強化が入っており、Vo審査員が一瞬で蒸発する展開は、今後も増加していくものと思われます。

そんな環境の中で、【multi-angle】札で、先にVo審査員を落としてから、思い出アピールでPLという展開は多くありました。
あるいは、思い出アピール→【multi-angle】で〆というパターンも。
ここで、前述の思い出3育成によるステータスの高さも活きてきます。

PLの出し易さはVoストレイのひとつの武器です。

しかしながら、PL止まりでは、グレ7における残留ボーダーが問題になることがあります。
フェスマなら残留がほぼ確実なのに対し、PLはルールによってまちまちで、当落線上にあたることも多いです。
そこで、もうひとつの武器になるのが使用率ボーナスです。

現在のストレイは、トワコレ冬優子のViやあたし流愛依ちゃんのDaが主流で、Voストレイは使用率が稼ぎやすい編成となっています。
この使用率の差が、ボーダー争いの中で効いてくるわけです。

・なぜ流行ってないの?

ここまではVoストレイの良い部分について語ってきましたが、それだけならば、もっと使用者の多い人気編成になっているはず。
当然、小さくない弱点もあります。

それは、「バフを積む行動が手損である」ということです。

ストレイ編成全般の弱点でもありますが、トワコレパワーの分、DaやViに差をつけられているものと思われます。

特に【とてとて】札を撃つ動きが非常に弱いです。
思い出アピールを最大火力で撃つために必要な行動ですが、非特化ポジションの3倍札が盤面に与える影響は微々たるもので、1ターンスキップしているのに近いものがあります。

高速化が進むグレフェス環境において、この手損の不利は大きく、ストレイ使いの悩みどころとなっています。

・採用アイドルについて

ここまで読んで、Voストレイに興味を持ってくれた方のために、P・Sそれぞれの採用アイドルについて、触れていきます。

1.Pアイドル

【multi-angle】黛冬優子
彼女については、ここまでで充分に語っているつもりです(というか彼女のための記事ですね)。

【Housekeeping!】芹沢あさひ
全体アピール、バフ付与、思い出加速、欲しい物全てを持ってる天才中学生。
今も昔もVoストレイの心臓部を担います。
※【murmurmaid】の金パッシブ温存のために、STEPの初動パッシブを積み増すと、加速も押し出されることがあるのは注意
 加速を重視し、Leで採用している編成を見たこともあります。

その他
愛依ちゃん及び出張枠は基本的に使用率での採用です。
【シャッターチャンス!?】を採用する編成も見かけますが、筆者は使ったことがありません。
【multi-angle】の思い出条件との噛み合いが悪いこと、【よしよし♪】の金パッシブを重視していないことが理由です。
それよりも、サポート札を出張枠と共有することで、札切りに柔軟性を持たすことを優先しています。

2.Sアイドル

【murmurmaid】田中摩美々
【かわいいひと】白瀬咲耶
【こんなのホラーでしょ最悪】七草にちか

Vo編成の汎用サポート群です。条件の緩い100%超えパッシブが強力。
ホラーにちかは2凸でOK。

【とても、とても静かな雨】芹沢あさひ
ライブスキルのために採用しています。
育成性能もそこそこありますが、基本的にはVoストレイ専用機です。
これを凸る覚悟が一番のハードルかもしれません。空切あさひで代用してしまうのも手か?

【あけまして、大吉~!】月岡恋鐘
編成のコンセプト的には無くても成立しますが、そもそもがグレフェスにおける必須枠と言っていいアイドルです。

【よしよし♪】和泉愛依
必須っぽいですが、あったら便利枠に留まります。
ライブスキルは不採用ですし、金パッシブについても、条件を満たさないまま〆に入ることも多いです。

・おわりに

なによりもまず、ここまで読んでいただきありがとうございます。
noteの執筆自体が初めてのため、読みづらい部分も多かったかと思います。

この記事をきっかけに「【multi-angle】黛冬優子」の魅力を知ってくれる方が、ひとりでもいてくれれば幸いです。

トワコレ冬優子のViストレイがイマイチ手に馴染まなかった筆者は、現在、アンシーン冬優子思い出4センターDaストレイを模索中です。
上手くいけば、また記事を書くかもしれません。結局Voストレイに戻っているかもしれません。
間違いないのは、冬優子とともにシャニマスを楽しみ続けているということです。

最後に改めて、「マルチアングルはコミュが最高」


イラストも最高です

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