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#18.周囲に伝えること

こんにちは、カッカと申します。

小さなことを気にしながら生きてきたら、2年前に乳がんが見つかりました。

現在は仕事にも復帰し、日常に戻りつつあります。そんな私が経験した闘病生活で気がついたこと、発見したことを綴っています。

抗がん剤治療の前に

やっていてよかったことが主に2つあります。

①実家との連携。
抗がん剤治療は半年間。飛び飛びでの投与とはいえ長期に渡る治療。副作用で動けない日があったとしたら、働いている主人との二人三脚ではどうにも回らない。。。実家の母に救援要請をしました。

看護師さんの話を聞く限り、副作用の強さは人それぞれ。全然へっちゃらな人もいるし、全然動けない人もいるのだとか。そして強く出る人でも投与から2~3日くらいで落ち着くとのこと。私の両親と主人と私のLINEグループを作り、治療のスケジュール、主人の不在の日程などを共有。主人のいない日は帰宅後の娘のお世話を実家の母にお願いすることにしました。
実際、治療期間の間は両親が持ってきてくれる作り置きご飯にとても助けられました。

②保育園への状況説明
手術が決まった時点で保育園には入院する旨を伝えていましたが、抗がん剤治療のことまでは伝えていませんでした。子どもはとてもストレート。見た目の変化について素直に周囲に伝えてしまう。そして他の子や先生がびっくりしてしまう。。。そう思った私は、先生に事前に相談しようと考えました。

絶対言っちゃうよね。。。(実際、言ってましたww)

園長先生に掛け合って治療の時期はときどき母がお迎えにくることがあることや、担任の先生に事情を話してもらってクラスでの娘の会話をさりげなくフォローしてもらうことをお願いしました。園長先生曰く、「実はこういったケースは過去にも経験がありますし、できる限り園でもサポートいたします」と前向きに対応してくださいました。

再び娘に伝える

私の見た目の変化について、娘自身が不安になることについては全く心配していませんでした。最初に病気について伝えた時に自分が普通にしていれば、娘も同じように普通に受け取ってくれることがわかったからです。ただ、事前に伝えることの大切さも同じくらい感じていました。

改まって話したというよりは、日常会話の中で伝えることにしました。

カッカ:「カッカね、ナノビョーゲン(←当時プリ●ュアの敵キャラに置き換えて病気を伝えていた)をやっつけるために強いお薬で治療するから髪の毛抜けちゃうのよ」
みーたん(娘):「えー!そしたらカッカ、男の子か女の子かわかんなくなっちゃうじゃん!!!」←ごもっともww

カッカ:「そうなのー!だからこの間お家に届いたウィッグかぶって可愛くなるんだよ」

みーたん(娘):「そっかぁ!みーたんも被りたいー!」

、、、とまぁ、こんな感じ(笑)
このあっけらかんとした反応が、私の強い見方となってくれるのでした。


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