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夏の実験の結果

春にこんな記事を書いていた。
もう8月も下旬。来月から新しい職場になるので、多分何かと慌ただしくなるだろう。
その前に、アンサー記事を書いておきたい。

私は上の記事の中で、こんな疑問を書いている。

ゆとりのあるシャツやブラウスがあれば、1枚で過ごせるんでは?

昨年まで、夏は長袖カーディガン(腕まくり)+半袖カットソーもしくはタンクトップで過ごしていた。極力露出は避けたくてカーディガンを羽織るものの、脇の汗が気になるしやはり暑かった。
今年の夏はもっと身軽に過ごしたくて、ゆとりのある長袖のトップス1枚でいけるかどうか実験をしたけれど、見事成功だった。

4月に買ったのは以下の3点。

・水色のシャツ
・白のシャツ
・ストライプ柄のワンピース

この夏はこのシャツ達が大活躍してくれた。
ポリエステルのブラウス2枚が加わり、トップス4着で今日まで乗り切っている。

さて、問題はワンピースである。

デザインは最高に気に入っていたし、試着した時はこれだと思えた。
丈感も素材もデザインも好みで、鏡の中の自分がちょっといい感じに見えた。

しかし、である。
試着して良いと思えても、実際生活の場で着てみると違和感が生じたのだ。
このワンピースはギャザーを寄せる形でウエストマークされていたけれど、その位置が私のウエスト位置より若干高いところにあった。ちょうど肋骨の終わりの部分。
更に、悲しい事に私の腹肉の存在感が想像以上に大きかった。

するとどうなるか。

動くたびに、肋骨を這い上がるようにウエストのギャザーがせり上がってくるのだ。
胸もないからそりゃもう上がり放題。数秒後には超ハイウエストワンピースの出来上がりである。
大誤算だった。まさかこんな悲劇が起こるなんて。

あえなくワンピースはお役御免となった。早い、退場が早い。私の判断も早い。

誤算と言えば、ポリエステルのブラウスが想像以上に快適だった。
デザインがちょっと甘めなのでスカートと合わせるにはちょっと抵抗があったけれど、夏は快適に過ごせるかどうかが私にとっては最重要事項。その点では合格点だった。
来年の夏はよりシンプルなデザインの物にアップデートしたいと思う。

そんなわけで、夏の実験はとりあえず成功。
まぁシャツ1枚とはいえ、長袖を腕まくりしているので涼しいとは言えないし、暑いからといって脱ぐことも出来ない訳だけれど。家の中ではエアリズムのトップスを部屋着にしていたので、さほど苦痛でもなかった。

最後に、ファッションに変化を与えたアイテムについて触れておこう。
eteのイヤーカフ。
3点セットで、うち1つはリングにもなる。
シンプルで服を選ばない。最高である。

うだうだツイートしてしばらくして購入しているのだから世話ない。
けれど、本当に良い買い物をしたなと思っている。いつもの洋服を着て、耳にこれらの内1つを添えるだけでどことなく優雅な気持ちになれるのだ。
決して私自身がエレガントに見える訳ではない。

しかしながら、アクセサリーと無縁の人生を送ってきた私が休日のたびにアクセサリーをつけてうきうきしている現実がある。
髪を耳にかけていないと気付かれないし、目立つような大きさでもないけれど。
確かに私はアクセサリーで浮かれている。
まるで新しいおもちゃを買ってもらった子供のように。
初めてリップを塗った少女のように。

自問自答ファッション講座でお世話になったあきやあさみさんが、こんな記事を書かれている。

アクセサリーは顔。パワーワードだ。
また、アクセサリーはアイデンティティとも書かれている。
目立たないけれど確かにそこにあって、ほんのり輝くこのイヤーカフが表す私のアイデンティティとはどんなものだろう。大人でも分からない事は案外多い。

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