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ピアノの恩師でもあり、リクルートの大先輩でもある、宮嶋みぎわ先生が徹子の部屋に出演!

私のピアノの恩師でもあり、リクルートの大先輩でもある、宮嶋みぎわ先生が徹子の部屋に出演!

TVer配信が本日までとのこと。

トークはもちろん、先生の奏でるピアノの音がとにかく素晴らしい。まっすぐな人間性が音に宿り、心に突き刺さる!号泣しました。是非見てください!

出会いは突然に・・・♪

先生との出会いは社会人3-4年目のころ。仕事に疲れた私は、没頭できる趣味を探していました。

「FGKです。趣味はジャズピアノです。」

こんな自己紹介ができたらカッコよくない!?と、「モテたいから広告代理店に就職した」という大学生バリの浅はかな気持ちで、ジャズピアノの先生を探していました。

ちょうどその頃、リクルートの「ケイコとマナブ」が先生と生徒のマッチングサイトをリリースしたので、社員の皆様、是非活用してくださいという全社メールが流れてきました。

数多いるジャズピアノの先生のプロフィールを見るなか、明らかに異質なオーラを放っていたのが、宮嶋みぎわ先生でした。

  • 小さい頃に作曲コンテストで優勝している(天才か!)

  • でも音大出ではなく上智卒(なぜ?)

  • でも今は音楽活動をしている(何があったの?)

  • 糸井重里に楽曲提供もしている(どういうこっちゃ?)

ツッコミどころ満載のプロフィールを見て、「君に決めた!」とサイト経由で連絡を取ると、先生から返事がきました。

「相性もあるので、よかったらライブを一度見にきてください。ちなみにKさんのメールアドレス、リクルートってなってるけどリクルートの社員の方ですか?実は私もリクルートのOBなんです」

え!!えーーーー!!!!道理で変なプロフィールのはずだ。。。(←失礼)

この後、Liveを見に行き、先生の奏でる音楽に一目惚れならぬ一聴惚れをした私は晴れて先生の生徒となりました。

ちなみに先生は、私が社会人1年目の時の上司と同期。その後もリクルートでお世話になった数々の先輩方と同期であることが判明しました。

リクルートの退職金をつぎ込んだ、スタンウェイのグランドピアノ

社会人生活に疲れた私は、週末は泥のように眠る生活を送っていたので、「出張OKで自宅に教えにきてくれる先生」を条件に探していました。

先生にも来てもらいたいとお願いしてたのですが、「私の自宅のピアノ、音がそんじょそこらのピアノと違うので、一度弾きに来ない?」と、初回レッスンは先生の家に行くことに。

片道1時間ほどかけて、のどかな住宅街にある先生の自宅に向かいました。

中に入ると、キッチン・ダイニングの横の一部屋、本来ならベッドが位置するポジションにグランドピアノがありました。

家の主をピアノに奪われたとしか思えない程の存在感。一体先生がどこで寝ていたのかは定かではありません。

ただそのピアノが「そんじょそこらのピアノではない」ことは素人の私にもわかりました。

ピアノのメーカーはスタンウェイ。とにかく、音が違うんだよ。音が。

そして聞くところによると、先生はリクルートを辞めて音楽家になる決心をしたところ、このピアノと出会った。
これは運命の出会いだと、退職金を全て注ぎ込んで購入。

ピアノの持つポテンシャルに加え、その魅力を最大限に引き出しているのが調律師であること。

調律師は機械のように正確に音を調整する仕事と思われているけど、実は違う。

誰が調律したかで、同じ「ド」でも音が違うんだ、と先生は言う。

お、オモロー…!!!

気付けば私は往復2時間かけて、先生の自宅に通うようになっていました。

そこで習ったのはピアノだけではありません。

何なら、ピアノはほとんど習っていないかもしれない。(なんでやねん)

でも、とにかく私の心に強烈な足跡を残してくださった恩師です。

先生はその後、ジャズを本格的に学ぶためNYへ。

そして月日は流れ、徹子の部屋に…!!!

ルールル、ルールルルー♪

まだまだ面白エピソードが山ほどあるのですが、仕事にならないので、この辺で筆をおきます。

前書きが長くなりました。

とにかく、徹子の部屋、見てください!!!

その素晴らしく豊かな人間性が全て、音に宿っています。


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