【うつ備忘録22】リワーク開始までの具体的な手順まとめました

自主リハビリ2日目にして寝坊しました。

起きた時間がカフェの到着予定時刻…。

既に1時間押しています。

まぁ…大丈夫です、たぶん。
誰も怒りませんが、自分が自分に失望するだけです。
(うつ患者の1番ダメなやつ…)

時を戻そう。

今日はリワークの準備について備忘録として残しておきます。

次が無いに越したことはないですが、万が一再発した時に

・どんな手順で進めれば良いか
・無駄にググって迷子にならない
・書類不足で2度手間にならない

ために、リワークに通うまでの準備・申請について残しておきます。

❶療養に集中し回復(日常生活○)
❷療養に集中し回復(復職の会話を会社とできる)
❸リワークに行くか相談
❹リワーク施設の見学説明会に申し込み、参加
❺主治医受診、紹介状もらう
❻自立支援制度申し込み
❼リワーク施設にリワーク申し込み
❽リワーク施設で受診、可否判断もらう
❾リワーク準備(物理的、身体的)
➓リワーク開始

項目が多く見えますが、手順を細かく割っただけなので
1個1個は大したことありません。

電話1本で済む要件もありますから、簡単です。
大丈夫です。できます。

上記❶〜➓のタイトルだけでも分かるはず。

なので、以下はただの体験談です。
見なくても大丈夫です。

❶療養に集中し回復(日常生活○)

さて、まずここが1番時間がかかります。
「日常生活がある程度できる。」

私は半年かかりました。
(5月末休職→11月末)

とはいえ、ここは個人差大きいはず。
正直、半年てかなり早い方?とも思います。

休職当初は1ヶ月で戻れると思ってました。
でもそんな甘くないんですよね…。

自宅の窓から外を眺められるようになるまで3ヶ月。
外を歩けるようになるまで2ヶ月。
買い物に付き添えるようになるまで1ヶ月。

その間、焦って副業に手を出して嫁に怒られる。

焦っちゃダメです。
休むだけ。
ここは本当に休むだけにしてください。

❷療養に集中し回復(復職の会話を会社とできる)

休職前と同程度まで日常生活ができるようになって、
ようやく主治医と復職の話になります。

それまでは仕事のことは考えない方が良い。

また、傷病手当のこと以外、会社とは絶対接触しないでください。
会社に行ってはいけません。
残念ですが、向こうは自分の都合しか考えてません。

休職1ヶ月で経過報告のために呼び出されたので行ったら、
そこから心身の状態が急激に悪化し、2日寝込みました。

会社の心理職(=患者の味方であるはずの人)が、
平気でこんな対応を取るんです。(私の会社だけかもしれないけど)

今の時代、スマホと郵便で何とでもできるはず。

・仕事のことを考えても負担にならない
・通勤リハビリとして、会社の前まで行ける

ここまでできて、「日常生活が前と同じ」と思ってください。
復職にはまだ程遠いです。

❸リワークに行くか相談

で、❷の状態まで回復したらようやくリワークの検討です。

私の場合はここで会社の心理職と面談し、リワークを勧められました。
(日常生活は問題ないが、復職意欲が0だったのを伝えたらそうなった)

で、調べた結果「やってみよう」と思った次第です。
社内の復職プログラムもありましたが、「休職者を面談のために呼び出すような会社が作ったものなんてどうせ機能しない」と一切信用していないので。

主治医にも相談しましたが、
「リワークを利用するかどうかは患者自身が決断する」
ことになっているので、あくまで相談程度。

決めるのは、自分です。

❹リワーク施設の見学説明会に申し込み、参加

ここからは「リワークへ行く」と決めてからの手順です。
正直、タイトル以上の中身はありません。

ただ注意が必要なのは、
「リワークを実施している施設・医院が圧倒的に少ない」ことです。

リワークの試み自体、本格稼働が始まったのが2013年。
まだ10年経っていないんです。

つまり、耳鼻科や歯科みたいに数がない。
関西でも都市部に数えるほどしかないので、注意が必要です。
※私も通うのにドアTOドアで2時間かかります…。

申し込み→見学は簡単。

・電話をかける
・見学日の予約をとる
・来院して見学、説明を受ける

だけ。

日常生活が送れるようになっていれば、問題なくできるはずです。

❺主治医受診、紹介状もらう

❹で書いた通り、リワーク施設ってまだまだ少ないのが現状です。

基本的に別の医院に通うことになるので、主治医の紹介状が必要になります。

反対する主治医はいないでしょうから、受診のついでに書いて貰えばOKです。

❻自立支援制度申し込み

これはリワーク費用の問題です。
結構高いんですよ。

私が通う予定の所は
・1,270円/半日×20日=25,400円/月
・2,470円/1日×20日=49,400円/月

施設によって差はあれど、大体こんな感じ。
保険適用の3割負担でこれです。
アホみたいに高いでしょ。

なので自立支援制度が必須です。
詳細は省きますが、3割負担が1割負担で済む制度です。

これ使って
半日:25,400円/月 → 8,467円
1日:49,400円/月 → 16,467円
やっとここまで下がる。

まぁ、それでも正直家計へのダメージヤバいんですけどね。
ここは会社が支援して0にして欲しい…。

それはさておき、自立支援制度は地方自治体への申請になります。
・自立支援制度申し込みの書類を主治医に書いてもらう
・必要書類を揃えて地方自治体へ申し込む

手続き自体は10〜15分で簡単に終わりました。
(私の場合)

書類もほとんど主治医が書いてくれるので、
それを持っていくだけで良いです。

役所特有の長〜〜〜〜い待ち時間は無かったです。

多分、担当部署が違うからだと思いますが。
(住民票とかになると長いですよね…)

さっと行って、パッと終わります。
そこは負担少なくて助かりました。

❼リワーク施設にリワーク申し込み

これはそのままです。

紹介状と自立支援制度の申し込みが済んだら
また電話して予約です。

❽リワーク施設で受診、可否判断もらう

申し込みが済んだらリワーク施設へ行って担当医に受診し、
参加OKをもらいます。

OKが出ないとリワーク受けられないので注意してください。
(主治医がOK出してるなら基本大丈夫だと思います)

OK出たらその場でいつからスタートするか決めます。

基本、週頭からとなると思います。

❾リワーク準備(物理的、身体的)

リワークが決まったら準備です。
と言ってもほとんどないですが。

私の場合、「リワーク中はマスク+フェイスシールド必須」
と言われたので、フェイスシールドを100均で買ったぐらい。

あとは生活リズムをリワークに合わせるだけ。

早速寝坊してますが、まぁ2・3日あれば大丈夫でしょう。
(たぶん)

➓リワーク開始

あとは開始を待つのみ。

これは始まってないので、始まったらまた別記事で何かしら書きます。

まとめ

細かく書いたのでステップが多く、仰々しく見えますが、
1個1個の段階は大したことないはずです。

電話1本で済むのもありますから、簡単です。大丈夫です。

「リワークしたいけど手続きめんどくさそうだなー」
「リワークまでの手順知りたいなー」

なんて人の手助けになったら幸いです。

以上です。

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