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キャスターが うまくいった日は

 私は、あるローカルテレビ局の報道部でOAD(オンエアディレクター)という仕事をしている。

OAD(オンエアディレクター)というのは、ニュースの進行のための時間管理やデータ入力、フロアアシスタントとニュース送出の仕事を担当する。

 担当しているニュースでキャスターがうまくいった時は、仕事やっててよかった〜!と思うし、それが一番の達成感であり満足感である。

 上手く行った時というのは?キャスターがよく映った時とでもいおうか?キャスターにとって多少負荷があったとしても、上手く映っていれば結果キャスターのものになるから、また人間少しの負荷は成長においてとても大事なものだから、少しの負荷で大きく成長し、次のステージへ行けるようにお手伝いをするのが自分の仕事だと思っている。

いかにキャスターが良く見えるか?そこはとっても大事。それは視聴者によく伝わっているか?という事に繋がるから、その場限りでは決してない。ニュースの最大の目的は、『分かりやすく速く正確に』であるから、視聴者にうまく伝わっていることは重要で、本当の意味でニュースを視聴者の皆様に伝えられるように日々頑張っている。

そこでキャスターがうまく行った時は、ホッと一安心なのだ。私の場合キャスターがいかに良く見えるか?そこに重点を置いている。 

私の仕事は、いまを見つめて伝える人を見つめる仕事、応援すること。

 番組のエンディングとかで涙ぐんでしまう時がある。もちろん取材対象の皆さんの笑顔や悲しみなどを思うのだが、そこを取材した記者やカメラマンなどの事を思い、視聴者に伝わったと思ったときではなかろうかと思う。

最近では、母のようだと言われてしまう。良い仕事だと思っているので、後継者がいてくれればなぁって思っている。

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