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withコロナ時代のコミュニティのこれから~マジカチとCMCの取り組み~

※本内容はすべて個人の所感となります。

freeeで「コミュニティマネージャー」をしている田中と申します!
freeeファンの会計人が集うユーザー主導型コミュニティ「freee”マジカチ”meetup!(以下、マジカチ)」で裏方のあれこれをしています。

今回は各コミュニティの「オフラインmeetup→オンラインmeetup」への変化の取り組みを中心に書いていこうと思います。

コミュニティの変容

コミュニティイベント(meetup)は、やはり「オフライン」だからこそ生まれる熱量があると思いますが、みなさんご存じの通りコロナウイルスの影響によってオフラインで集まることが非常に難しい状況となってしまいました。

そこで、各コミュニティは今の情勢でも活動できるように、オンライン開催へのシフトチェンジを余儀なくされています。
また、ウェビナーとは違い、コミュニティならではの「一体感」や「双方向性」を意識したオンライン上での運用はまだどのコミュニティも模索中だと思います。

そこで、ここ最近でオンラインmeetupを開催した2つのコミュニティ「マジカチ※」「CMC」で、私視点で感じた取り組みの工夫などについてまとめました。

※マジカチはユーザー主導のため、今回のオンライン開催の各工夫もリーダー達が試案しました。また、今回は元々「BJCC」さんとのコラボ企画だったため、配信についてもBJCCさんのバックアップがあり実現しました。

オンラインmeetupの取り組み・工夫

【マジカチ】

①使用したオンライン配信ツール
・zoom(ウェビナー)

②運営側の役割
・zoomの切り替え役(ツールの設定全般担当)
・ファシリ役
・チャットでの質問をひろいつなぐ役

③質問の受け方の工夫
・参加者からのコメントは「チャット」のみ
→Q&Aは表示されないようにして、導線をわかりやすくする

・チャットはホスト・パネリストしかみれない設定(=全体にはみえない)
→初回ということで試験的な運用でしたが、爆弾コメント投下リスクを考慮

・ファシリと質問をひろってつなぐ役をわける
→質問をよりキャッチアップできるように

④コミュニティならではの一体感を出す工夫
・チャットの練習として、最初に参加目的をチャットしてもらう
・バーチャル背景用画像を事前に共有する
・開催前に登壇者への応援コメントを募り、LT登壇前に読み上げる
・最後に集合写真代わりのキャプチャを撮る(視聴者権限の変更を行う)

⑤その他
・本番以前に運営者・登壇者で事前配信練習を行う
・開催前にBGMを流してほっこり

マジカチオンライン_20200410

【CMC】(一参加者のため少なめ)


①使用したオンライン配信ツール
・Youtube Live

②運営側の役割
・ファシリ役/ツイートひろう役×2

③質問の受け方の工夫
・チャットは無効にして、ツイッター(ハッシュタグ)を活用
→ツイート数爆増の手法!
→質問がある場合は、ツイートに【質問】といれる

④コミュニティならではの一体感を出す工夫
・youtubeとTwitterをPCで半画面ずつということを推奨にしてmeetup感をだす

⑤その他
・配信の際のフレームなど、コンテンツ(テレビなど)感がすごい!
・オンライン配信における技術力の高さをたびたび感じる
・オンラインでも休憩時間をしっかりとる(意外と大事)

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withコロナ時代のコミュニティのこれから

個人的にはオフラインとオンラインのmeetupは別物だと思っています。
ですので、「今までオフラインで開催していた内容をいかにオンラインで実現できるか?」という視点よりも、「オンラインならではの特性を活かして新しいチャレンジが出来ないか?」という視点に切り替えたほうが適しているように感じます。

とはいえ、情勢が落ち着いたら「オフラインのmeetup」がやはりベースであるということ、むしろオフラインで会うことの意味合いはより強いものになっていくと思います。

ただ、「今後スケールするコミュニティの特徴」としては、(情勢が落ち着いてから)オフライン・オンラインそれぞれの特性を活かした運営ができる「ハイブリットmeetup」が一つのキーワードになるのではないかと個人的には考えています。

今とても大変な状況でコミュニティ界隈にも大きく影響が出ていますが、社外の人たちと連携して情報収集したり、家族や職場以外の心のよりどころとして「コミュニティ」自体の価値はより高まっていくのではないかと思っています。

「コミュニティ」に携わるものとして、この記事が誰かの役に立てば幸いです~!

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