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介護のはなし1 -まずやるべきこと-

何はともあれ相談から

漫画にも描きましたが、まずやること、それは
行政に相談
これです。これをしないと始まりません。
基本的には介護を受ける方の現住所である地域の包括支援センター(高齢者総合相談センター)で相談をすることになると思いますが、もし介護される側の人が現住所ではなく、一時的に介護者のところへ身を寄せている場合などは、現在生活をしている地域でも相談に乗ってくれるようですので一度連絡をしてみてください。
介護認定を受ける手続きを行うときも、センター間同士で連絡を取ってもらえてスムーズに手続きが進んだりします。
ただし受けられるサービスには違いがでてきてしまうようです。

高齢者ではない場合

介護を受ける側がまだ高齢者ではない場合もあります。この場合は相談先は包括支援センターではなく保健センターなどが相談窓口になるようです。
私の介護が落ち着いた頃に友人から打ち明けられたのですが、友人のお母様が軽度の認知症の疑いと重めの精神疾患を患ってしまい、まだ介護認定を受けられる年齢ではなかったため、相談先は保健センターだったようです。
ただし、友人のお母様は特定疾患であったため、結果的には年齢に達していなくても介護認定を受けることはできました。
私のほうでも自分の相談をしたときに友人の状況も一緒に話をして包括支援センターの方に聞いてみたのですが、65歳以上の方と年齢で分けているため、直接相談に乗ることができず歯がゆい思いをされているとのことでした。

介護認定を受ける

まずは介護認定を受けることが必要です。
これを受けないとサービスを受けることができません。自費でなら民間のサービスなどを受けることが可能ですが、お金がすごくかかりますので必ず申請しましょう。
実際に介護認定を受けるまでには時間がかかりますので、介護が必要だと感じたら早めに行政に相談をし、早めに手続きをすることをおすすめします。
一部のサービス自体は申請中でも受けることができますが、全てのサービスを受けることができるわけではないため、早め早めに行動しましょう。

介護認定を申請してもいいのかな…と悩んだとき

介護認定というとなんとなくイメージ的には寝たきりになってからの申請じゃないといけないんじゃないか…うちはまだ大丈夫なんじゃないか…と考えることもあるかと思います。
実際はそんなことはなく、むしろまだ大丈夫そうではあるけれど、もう高齢者の年齢だし実際に前ほど1人で何もかもはできるわけじゃないよね…とそのくらいの段階で行政に相談をしても良いものだと思います。
介護される方の状態・状況や介護者の生活・家族構成も様々ですから、まずは少しでも不安に思ったり、疑問に思ったら相談をしましょう。
申請はしなくても相談をしておくと、いつか介護認定が本格的に必要になったときに申請もスムーズにいくと思います。

今回はまずやるべきこと、基本的なことを書きましたので知っている方は今更~となるかもしれませんが、当時の私のように何もわからない人もいらっしゃると思いますので、そういう方がいらっしゃいましたらお役に立てれば嬉しいです。
読んでいただきありがとうございました。
次はお役所って凄いなと思った話を中心に書ければと思います。
またよろしければ読んでやってください。
よろしくお願いいたします。

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