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私が体外受精にステップアップした理由

こんにちは!
けいです。



今日は不妊治療に関するテーマです。
不妊治療をし、
なかなか妊娠まで辿り着けずにいると、
『いつ体外受精にステップアップしようか』
と考える方が多いと思います。


私自身
不妊治療を始めた頃は
体外受精をするとは思っていませんでした。


2016年に不妊治療を開始し、
約1年半後、31歳の時に
体外受精にステップアップしました。



体外受精にステップアップした理由


なぜ不妊治療を開始して
1年半で体外受精にトライしたのか、
その1番の理由は
全く妊娠しなかったし、
このまま同じ治療を続けていても
妊娠できない気がしたから
です。


私の不妊原因は
『多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)』
『卵管水腫(出現は周期による)』
『黄体機能不全』
でした。
(不育原因はTh1Th2の値)


卵管水腫は
コントロールできませんでしたが、
薬や自己注射で
整えることはできても
タイミング、人工授精では
全く妊娠しませんでした。


一般的に人工授精は、
年齢などにもよりますが、
AIH1回での妊娠率は
約7~10%で決して高くはありません。
通常3~5回行っても
効果がない場合は
体外受精にステップアップを
勧められることが
多いかと思います。


私は
人工授精は2回
見切りをつけました。


それは医師からの
言葉が大きかったです。


『30代前半で妊娠する確率も高いのに
 体外受精をしないのはもったいない。』


『早く妊娠して
 人生で子供と過ごす時間が多い方が
 いいと僕は思う。』


と仰っていました。


この先生の言葉に
背中を押され、
体外受精を受ける決意ができました。


体外受精に踏み込めなかった理由


では、なぜ、
それまで体外受精に
踏み込めなかったのかも
書いていこうと思います。


それは
周りのみんなと同じように
 なるべく自然な形で妊娠したい』
と思っていたからです。


周りの友達は
結婚してすぐ授かる人ばかりで、
不妊治療をしている人が
いなかったことも
大きかったと思います。


私にとって
周りの影響は大きかったのです。
みんな自然にできているなら
私もできるはず。
医療の力も借りているし、
体外受精までやらなくても・・・と。


体外受精は
何をやっても妊娠できない場合に
最後の砦としての手段だと
思っていました。
(実際は体外受精と
一口に言っても
いろんな方法がありますよね)


そして夫の体外受精に対する
イメージも
大きく影響していました。


ここで書くことは
伏せますが、
私はショックを受けました。


そして
そんな彼も、
不妊治療(流産などの経験も)を通して
だいぶ理解が深まり、
私の気持ちも受け止めてくれるように
変わっていきました。


私が思う、体外受精のこと


私が過去思っていたように、
「なるべく自然な形で授かりたいから、
 体外受精はまだやりたくない。」
という方も多いと思います。


でも、
トライしてみて
思ったことは、


生まれる前、
卵子と精子の時から
おとうさんとおかあさんが
いっぱい努力して
愛しい存在に会うために
つらい治療をがんばった


ということです。


私はむしろ
自然で大きな愛のカタチだと思います。


たくさん注射して、
薬も飲んで、
痛い採卵にも耐えた。


費用や時間をかけ、
痛みも伴う治療。
なのに
結果が伴わないこともある。


体外受精周期として
がんばっていたのに、
ホルモン値が良くなく、
移植できなくて
無力感を感じることもある。


それでも
妊娠したくて、
出産したくて、
我が子に会いたくて
がんばっている。


そんな努力をしてきた足跡は
もう大きな愛でしかない、
と私は思います。


さいごに


今回は
体外受精をステップアップした理由や、
私が体外受精について
思うことを書きました。


不妊治療が保険適用となり、
適用前よりは
格段に世間に広まったように
思います。


ですが、
まだまだ体外受精は
ハードルが高い治療、
と思われている方が多いのではないでしょうか。


もちろん
体外受精ではなくても
その方その方で
合っている治療法があると思います。


クリニックの先生と
しっかりお話して
ご自身が納得のいく治療が
できるといいなと思います。


どなたかのご参考になれていたら幸いです☆







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