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【2年前との変化】原点回帰のヒッチハイク

 シェアハウスから1ヶ月が経過した今日、全ての原点であるヒッチハイクに挑戦した。

遡る事2年半前。台風が近づいている大雨の中ダンボール掲げて青山インター前からヒッチハイクに挑戦した。

雨でビショビショになりながら1時間ほどで初めて乗せてくれた保育士の女の人はいまだに忘れられない。心から感動したあの瞬間は今でも手にとるように鮮明に覚えている。結局初めてのヒッチハイクは3時間で到着する道だが11時間かかった。

今回は全く同じ道を7時間半で攻略。この3時間半の中に自分の成長が詰まっている。シンプルにヒッチハイクのコツがわかったこともあるがけど、1番は「圧倒的なコミュ力」と「恥ずかしさからの脱却」だ。

初めて挑戦したヒッチハイクはダンボールを掲げて突っ立ってるだけ。今考えると笑っちゃうレベルだけど当時はそれすらもハードルが高かった。

今はどう変化したかと言うと、自分が向かいたい方向のナンバーに積極的に話しかけるようになった。これだけで確率が上がり、乗せてくれる人の人柄もわかるから一石二鳥だ。

乗せてくれる人は大体おっさんが多くて心に余裕がある人が多い。ドライバーの話は大概面白いし、過去にやらかした人が多い。


 今回のヒッチではヤクザと提携したフィリピンパブを経営してた人で、ヤクザの実態やら制度やら、とにかく事細かに教えてくれた。ヤクザが裏で手回ししてるのはテキ屋業、飲食業、輸入業、水商売業があって(あと忘れた)法の抜け目を潜って悪さをするから頭いい人が多いみたい。

シマの潰し合いは上納金のために起るし、提携拒否したら〜万人のヤクザを敵に回すことになるから提携は断らない方が良いらしい。

指詰めるのとかよく聞くけど、あれはヤクザ界隈では円満な交渉手段らしい(金払わなくて済むから)。あと小指詰めると銃とか刀持ち辛くなるのでお前のヤクザとしての立場を弱くするって意味もあるらしい。本当すげー世界だなって思った。

証拠が残らない犯罪が起きたら警察は動けないけど、シマの中でお世話になってる人間なら代わりに交渉(死ぬか金払うか)を代行してくれるらしくて、裏警察?みたいなこともしてるらしい。

トラックにの後ろに菱形のマークが付いてたら山口組傘下の会社らしいし、ヤクザが居なくなると在日やら外人やらのマフィアたちが雪崩れ込んできて日本がやばいみたい。知らんけど。


だいぶ話は逸れたけど、「恥ずかしさからの脱却」はかなり俺の中で大きくて、これを乗り越えられたら将来しくじっても、周りの目が気にならないから最高。もうなんも怖くない。



ホリエモンや拓人さんみたいな色んなすごい人が「ヒッチハイクには人生に必要なこと全てが詰まってる」って言うけど本当にその通りで、大学のうちに10回弱やってみたけどめっちゃ成長できた。

拾えなかったら飯食えば上手くいくし心折れたら寝れば拾える。色んな人と会えるし金もかかんない1番コスパいい成長方法だなって感じました。おわり。