見通しの悪い道でもゆっくりと 進んでゆこう ひかり射すまで
教習所に通い始めた。「いまさら?」とみんなに言われるけれど、まさにその通り。
いろいろとばたばたしていたら、いつの間にか取りそびれてしまっていた。
今を逃したら一生取ることはないだろうなあ、と一念発起。
18歳くらいの、ぴちぴちの肌の子たちに囲まれて、ちょっぴり小さくなりながら授業を受ける。
実習はもう、半分泣きながら。今まで気軽に助手席に座っていたけれど、こんな大変なことを
していてくれたなんて!
でも、ドライバーがふたりで交代しながら運転すれば、今までよりももっと遠くへ行ける。
新しいことを始めるのは、どんな時も少し不安だけれど、
その先に素敵な光があると信じているから、どんなに怖くても飛び込んでいけるのだ。
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