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【電気工事チャンネル】 良い職人ってどんな職人?

電気工事に関する専門知識ついて発信しています。

現場で出会う職人さんたち、中にはすごく腕のいい人もいれば、あまりよくない人もいます。
もう現場で10年、職人さんを見てきてるので、その人が仕事できる人かどうか。重要な作業を任せていいかどうかは、すぐに分かります。

それを何となくで終わらせるのではなく、文字にすることで理解を深めつつ職人さんに向けてメッセージにしたいと思います。

良い職人の鉄則
■整理整頓ができる。
基本中の基本ですが、これができるとできないとでは大きな違いがあります。現場の材料は、スイッチ1個からボックスや配管材、建て込み配管材、軽量材など細かい部材が多く、作業に取り掛かる前に使う材料を準備しておくためには、しっかりと整理整頓していないと何がどのくらいどこにあるのか。が分かっていないといざという時に無くて仕事にならなかったり、余分に取りすぎてしまって場所も取って片付けなければいけないなど良くないことが多くあります。また、応援で来た職人さんたちが材料を探し始めたらもう最悪。探すという行為は、全く生産していません。無駄でしかないのです。

■施工がきれい。
天井内の配線や盤の結線など電気屋さんとして配線を扱うところのキレイさは、やはり重要。自分なりのポリシーをもって少しでもきれいにと日々努力されている方がいます。すごく上手くいったときは、写真を撮るひともいます。

■他職とのコミュニケーションがうまい。
電気工事士の仕事は、他職との絡みが最も多い仕事だと思います。他の職人さんの仕事が終わってから墨出しをしたり、配線を落とし込んだり、また他の職人さんが作業をして、壁の開口を開けたり、今度は塗装屋さんやクロス屋さんがきて仕上がってから器具を付けるといったように、作業同士の間で何回も入らなければいけない仕事なので、他職とのコミュニケーションは、現場をスムーズに効率よく進めるには必要不可欠な点だと思います。

休憩時間に図面やカタログを見る
現場での作業効率良くするために、身体を休める休憩時間にも頭は使い続ける。行っている方は癖になっているので毎日しています。その積み重ねが大きな差になります。図面の寸法の追い出しや分からないところを現場行ってから電話で聞くよりも休憩中に聞けば数分得。それが100日あったら1日分に相当します。

危険予知ができる
現場では放っておいたら大変なことになる物があったりしますが気が付かずに進んでしまって大変な思いをすることがあります。
後になればなるほど、大変さは増していくのでいかに早く気がつけるかが現場をスムーズにこなすための重要なポイントでもあります。
経験によるところもありますが、現場を良く見て考え続けることが大切だと思います。

良い職人になることで仕事は次から次へと舞い込んで来ます。
そこで、気持ちよく仕事ができる人や単価のいい仕事を選んでいくことができるようになると思います。

竣工した後の打ち上げが最高に楽しいです。そこで思いっきり笑えるように日々一生懸命頑張りましょう。

記事を読んで頂きありがとうございました。
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