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note習慣は心をフラットにする

昨日のつづき。
何百万人もnoteを使って書いている人がいて、そのきっかけや理由は様々。ほぼ毎日更新している人がけっこういるようです。私もそう。
自分の気持ちを整理して落ち着かせたい、というのが、私の場合、初期の衝動でした。とはいえ、自分自身のすべてをあからさまにはしようとは思っていない。
基本的に、誰に見られてもよし、ってことしか書かないから。
以前は、親しい友人のメールでもそうでした。今は、多少は、これはあまり人に読まれたくないな、ってことも書いたりはするようになったけれども。それでも、多少は気をつかって書いている。ましてや、見知らぬ人に読まれるものなら余計にです。
匿名をいいことにひどいことを書ける人というのは、普段もカッと来ると、口汚く罵ることに躊躇ない人に違いない。いくら本人が、実名と匿名を使い分けてると思い込んでいても、そうした人間性は外にきっと出ていると思います。
話がそれました。
とにかく、私にとって、noteはセルフセラピーの部分が大きいです。ありがたや。
直接的に、自分自身の深い悩み事を、綴っていることはほとんどありません。それは、先に述べたように、「誰に読まれてもかまなわない」ようにしか書かないから。
加えて、気持ちをフラットにするためにも、普段心から離れない悩みとは別の、それとは関係ないことも深く考えるようにしたい、と意識しているから。
世には、様々な問題と闘っている人、ヘビーな問題と対峙している人…暴力や冤罪やetc…が大勢います。中には、マスコミでよく取り上げられている方も少なくない。でもそうした方でも、いつもいつも、その問題と向き合っている訳ではなく。朝の景色が美しいと思ったり、美味しいと舌鼓を打ったり、ドラマに感動したり…日々悩んでいる事柄だけに縛られて生きてはいないと思います。
「どんな小さな悩みも悩みは悩み」…友人がカウンセラーに言われたという言葉が印象に残っています。悩みの大きさは人とは比べられない、自分にとっての苦しい大きな悩みはいつもいつも、胸をふさぐ。
その時間を減らす、小さくするのに、毎日、あれやこれや様々なことをいろいろ考えて書くのは、精神衛生上とてもよいです。
「抱えていくけど、大きな傷にしない」…は、ジェーン・スーと堀井美香のover the sunの名言ですが、その目的のために、note は大きな貢献をしていると思います。

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