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日本と韓国の関係

ずっと日本で暮らしてきて、この半世紀の間に大きく変わったと確信するダントツのものは、これだと思います。
今朝、YouTubeチャンネル「韓国人先生デボちゃん」の、 “韓国のなかにある小さな日本の村に行ってみた”を観て心和みました。デボちゃんと友達のホジンくんが、日本風の家がある場所を訪れた動画をあげていて。何気な~くホジン君が「わたし、日本が好きな韓国人じゃん」と言うのが、しみじみ嬉しかったよ。
二人共、日本が好きで、大人になってから日本語を勉強した…というか今もしています。テロップの漢字の間違いもほのぼの。こんなに、日本のこと勉強してくれるなんて感激。他に、デボちゃんが昔のさむらい言葉を披露している番組もあり…すごっ。
日本育ちの韓国人と日本語を勉強した韓国人の二人のチャンネル「だいき&ぜひょん」もよく観ています。
ある友人は、 “高校生になった娘は韓国の音楽に夢中で、そればっかり聴いている”って話していたっけ。
こんなに、日韓の文化交流が盛んになる世になるとは…それも、それがごく自然なことになるとは…30年くらい前までは想像できなかったことです。
昔は、韓国の文化のことを深く書いたエッセイって、黒田福美さんの本ぐらいだったはず。彼女は大人になってから韓国語をマスターして、韓国の素顔を様々に日本に紹介していました。韓国の文化が、ほとんど日本に入ってきていない時代…まだ韓国のエンタメ文化が、それほど洗練されていなかった時期でもあったし。
私にとって、韓国がぐっと身近になったのは、映画「シュリ」でした。そういう同年代の方、多そう。ストーリーから目が離せない!面白い!最高!でした。日本の映画がユルすぎる、って感じてしまった…それにはそれの良さがあるとはいえ…。エンタメ度が圧倒的だったのです。
その後、韓国ドラマの人気が出たり、韓国人歌手グループの日本デビューが相次いだり…などを経て、現在。
今やエンタメ好きのほとんどが、韓国に対して強いリスペクトを持っている。正直、かなわないなあって気持ちもひしひし…。
そんな中で、デポちゃんのように、日本素敵だよ、って言ってくれる韓国人を知ると、ありがとうって思う。
日本と韓国の関係。庶民間に限るけど、“素敵な”時代の変化の筆頭なのです。


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