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特別な卒業式

「特別」とかけまして、
「らりるろ」と解きます。
その心は、
 れいがいです。
#例外
#れ以外
#らりるれろ


三女の卒業式でした。

保健室、相談室登校だった三女は、大勢の生徒がいる通常の卒業式は無理だということで、時間をずらした特別な卒業式を学校側が用意してくれました。
その式は、娘だけでなく同じく保健室登校や不登校だった子も数人いました。

場所は体育館でなく会議室。
校長先生はじめ、担任、相談室の先生がいます。
卒業証書が一人一人、校長先生から手渡され、祝辞があり、あっという間に式は終わりました。
その後は、先生たちとしばし懇談。
娘が書いたという手紙もここで渡されます。
とはいえ娘も含め、担任とうまくいっていなかった子達です。
その懇談もあっという間に終わります。

ただ,相談室の先生とはしっかりと喋りました。
この先生は、自分も娘も大好きな人です。

相変わらず飄々とした喋り方で、しかも娘のことをやっぱりよく見ていてくれ、いろいろ今後のアドバイスもしてくれます。
本当にありがとうございます。

式を開始してからここまでわずか15分。
娘の中学3年間が凝縮された15分間だったのかもしれません。

校舎の外に出ると、朝は曇っていた空も今はすっかり青空になってます。
外まで見送りにきてくれたのは、あの先生だけでした。
娘もスッキリとした顔になっていました。

帰宅後、娘からの手紙を開けてみると、
「いつもありがとう」
たった1行、これだけでした。
でも嬉しいよ。
どういたしまして、こちらこそありがとう。

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