Mリーグ11/30② 強いぜ!麻雀忍者🥷

11月30日(月)のMリーグ。1試合目は、東2局だったかな、近藤プロの6000オールと8000振り込みの2択を外した待ち選択が全てだった。滝沢プロの打牌を追ってみても良かったんだけど、全体的にはあまり盛り上がりがなかったので省略っと。

タッキーは3連敗中だったみたいで、今日取れたトップは本当に大きかった。

タッキー、トップおめでとう!


さて、今日は2試合目を見ていきます。

出場選手は、

セガサミーフェニックス 魚谷侑未

KOMAMI麻雀格闘倶楽部 藤崎智

EX風林火山 滝沢和典

TEAM RAIDEN/雷電 萩原聖人

魚谷さんの麻雀は初めて見る。昨シーズンは個人MVPだったよね。どんな麻雀を打つのか。てか、名前の読み方が分からなくて調べてみたんだけど、「ゆうみ」さんだったのね。「ゆみ」さんだと思っていた。

以下、Wikipediaより。

【雀風】

名前に「魚」が含まれていることに加え、鳴き仕掛けを多用する打ち筋から「最速マーメイド」とも呼ばれる。

→最速マーメイドの呼び名は知っていたけど、名前の魚からきていたのか。人魚ってことね。

運や流れといった要素よりも確率を重視するデジタル派雀士であり、日本プロ麻雀連盟のプロとしては異色の存在とされている。  

→笑える。運や流れとか言っているプロ雀士は、連盟と言えども今はそれほどいないでしょ。今でも異色だったら、ヤバイよ。

親番の連荘を、パチンコの海物語に準えて「魚群モード」とも呼ばれている。  

→ZEROギャンブル宣言のMリーグの選手の紹介文にギャンブルの例えを使うのはヤメロー笑。あと、海の連チャンを魚群モードとか言われても、パチンコ、特に海を打つ人からしたら???だよ。

藤崎さんは、最近調子良さそうだから行けるかも!?点棒持った時ほど発揮する忍者パワー。東場に注目だ。

タッキーは第一試合に続き連闘。第一試合は、普段より攻めっ気というか、棒テンリーチというか、いつもとちょっと違った打ち方でトップをゲット!目指せ2連勝!!

最後に萩原。前回11月27日出場の時は、全般的に手が入っていたのに、自らのミスにより取れるはずだったトップを前原に献上している。今日こそはトップを取りたい!求む好配牌!!

◯東1局 二人の明暗

起家 魚谷

滝沢 3巡目 ツモ9ピン、打8万

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滝沢は西家。南家ならメンツ手の可能性も見て打發としたかも知れないが、ここはチートイかアンコ系の手を見ての打8万。

同巡、魚谷と藤崎が二人とも7万を場に捨てる。

滝沢「ポン」

1枚目はスルーして、2枚目を鳴く。

前巡に8万を捨てての7万ポン。

かなりの違和感。そのあと東などの孤立字牌を手出ししていることから、タンヤオはなさそうで、普通は一九字牌が絡んだトイトイと読むだろう。ドラが9ピンなだけに、打点的には結構あるなと他の3人は思ったはず。

藤崎 6巡目 ツモ2ピン、打8万

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テンパイ即リー。東パツ、役なしではさすがの忍者も忍べない。14ソーは場ゼロで、待ちとしては優秀!滝沢は高いかも知れないが、まだテンパっているかもわからない。ここは先制リーチ。

魚谷 10巡目 ツモ9ソー、打9ソー

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リーチ者藤崎の捨て牌は、

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ちなみに、場には5ソー3枚見え、8ソー2枚見え。ピンズは1ピンのみ3枚捨てられている。魚谷プロの手牌からだと何を切るのが良いのかね。親とは言えアガレそうだとも思っていなさそうだけど、安全牌やスジもない。

魚谷プロは9ソーを切っているけど、6ソーの方が2枚持ちでシャボ待ちで当たる可能性が9ソーよりだいぶ低いと思うので、自分だったら6ソーかなぁ。まぁ結局6ソーのトイツ落としの後は9ソー切るけどね。ただ魚谷プロは親番だったので、一応テンパイへの道も諦めていなかったのかな。

この9ソーを

滝沢「ポン」

トイトイドラドラのマンガンのテンパイ。待ちはドラの9ピンと4ソーのシャボ待ち。

そして、藤崎がツモるはずだった4ソーが萩原に流れる。さすがに切らないけど、二人の当たり牌をつかまされる。

同巡、藤崎がドラの9ピンをつかんで、

滝沢「ロン。8000。」

滝沢、感触の良いアガリ。

魚谷が9ソー切るか6ソー切るかで大きく結果が変わった東1局であった。藤崎としても当然のリーチ手だし、仕方ないか。

◯東2局 ハギー迷走、、、。

萩原 3巡目 ツモ8万、打1ソー

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ドラドラ赤の良い手牌。これはあがりたいね。 しかし、打8万はどうなの?1ソー切っているから、1巡とは言え2ソーの重なりも見ているし、タンヤオを視野に入れているんだろう。

でもダイレクトにペン3ソー引いたら超イタイよね。両面ターツが3種類あるし、あとは好形変化は4万でフォローして、自分ならペン3ソーはギリギリまで待つな。

場況的には滝沢プロが2巡目に5ソー切っていて3ソーは使ってなさそう。ただマンズの8万回りも良さそうではある。

ちなみにこのあと9ピン、7ソーと引いて次の手牌になっている。

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ちなみに、3巡目に8万を切っていると

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この形のイーシャンテン。遅い、遅すぎるよハギー。せめて、この形にしておいての5ピン先切りならまだ許容できる。ただ、これでも4万切りで最速テンパイ狙うのがいい。3種12枚と5種16枚で明確に差があるし。

ちなみに上家のタッキーがピンズの染め手をやっている。そのことはハギーも分かっていたんだろうから、尚更、上の牌姿のピンズの持ち方はいただけない。

萩原 8巡目 ツモ6万、打5ピン

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同巡、ピンズの染め手の滝沢が自風の南をポンして發を切っている。まだピンズの手出しはない。

ツッチー「萩原の手は5ピンを打っておいて、2万が出たらポンして、7ピン9ピンを落としていく。」

ツッチーの解説の通りに、萩原は打5ピンとする。

これには驚いたわ。

アガるつもりあるなら、真っ直ぐドラの8ピン打つべきだよ。

ドラの8ピンを使い切るつもりならそれでもいいけどさ。どんだけ遠回りするつもりなんだよって思って見ていた。ドラ赤あって、自分の手が良いんだから自分本位で打てばいいのに。相変わらずの中途半端さ、、、。

さらに萩原、1ピンは迷わずツモ切り、、、。

滝沢「ポン」

おいおーい。2枚持ちの8ピンよりも1枚持ちの1ピンの方が鳴かれる可能性が高いんですけど、、。もうドラの8ピン切れなくない?

いや芝川理論なら、ピンズが余っていないから切れるんだったわ(笑)

ここでも8ピンを切らなかったということは、守備意識というよりは、単純にドラを使い切りたいということか?いや、それともテンパイまでドラは切らない雀鬼流かも。

さらに2ピンもツモ切りしていく萩原。渋川理論「余っていないから通る」を活用しているなー。

そして藤崎まで、、、

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ピンズに染めている滝沢の上家なのに、萩原に乗じて3ピンを切っていく。これは意外だったなぁ。てことは6ピンも切っていくんだよね、、?東パツでマンガン放銃したし、親だし、若干イキ気味?

これにはツッチーも驚いていた。

みんなどうしちゃったの?

同巡、滝沢4ピンツモって次の形でテンパイ

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ハギーの8ピン当たっちゃうよ。さすがに切らないよね?使い切るよね?

萩原 ツモ9ピン

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おぉ、形は悪いけどドラの8ピンを使い切れる形になった。さぁ、マンズを落とそう!

悩む萩原。

、、、萩原さん??悩むところじゃないよ。何のためにここまで8ピン持っていたのさ。

そして、まさかの、、、

打9ピン!!(嘘でしょ!?)

最終的にテンパったら8ピンも打つつもり??いや、打つよね。この形から9ピン打つなら。ピンズを切る時点で守備意識よりもアガる意識の方が高いわけだし。もしくは、、、まさかの8ピン引きを考えている??

アガりから遠ざかり、死地に向かって牌を切り進めていく萩原。

当分トップは無理そう。

そう感じさせて余りある一打だった。


この局は、順当に滝沢がドラの8ピンをツモッて、2000、4000のマンガンツモ。

2連勝へ向けて、順調に加点している。

◯東3局 ハギーのダマテン

この局はみんなそれなりの配牌そして手牌進行。

魚谷 7巡目 ツモ6万、打9ソー

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いいねぇ〜、魚谷さん。この形から一通を即見切って9ソーを切っていくだけで好感度高まるわ。一発、赤、裏有りの麻雀に一通なんて役はないんだよ。

萩原 9巡目 ツモ4ソー、打1ピン

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最高のドラ4ソーをアンコにしての満貫テンパイ。萩原得意の隠れドラ3。ここはダマ。8ソーは直前に切られたばかりで出やすいか。

魚谷 12巡目 ツモ2ソー、打6ソー

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魚谷、追いついた。マンズをアタマにしての147ソー待ちならリーチだったろうが、ここはカン7万の5200ダマ。


本家藤崎を差し置いて、闇に隠れる萩原と魚谷。


ここは、すぐに滝沢が5ソーをつかんで、萩原に8000点の放銃。

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放銃したときの滝沢の手牌がこれ。赤々の両面両面のイーシャンテンだから、仕方ないと言えば仕方ないか。ただ13巡目だし、警戒はしていたとは思うんだけどね。ペン7ソー入って前のめりになった感じかな。普段の滝沢プロなら打たなそう。

萩原の捨て牌は一九字牌ばっかりだったから、危なそうに見えないし。

ハギー、ナイスダマテン!!

トップ目滝沢からの直撃で、トップまであと3000点差の31000点持ちで親番へ。最近、東場の調子が良いハギー。

◯東4局 土田マジック炸裂!

親萩原 3巡目 ツモ南、打南

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親番だが微妙な手。解説のツッチーの予想通り、打南として、焦らずタンヤオを視野に入れて進めていく。

ふむふむ。こういう手をドラを使い切ってタンヤオに仕上げていくのは、ハギーは得意そうだよね。

自分ならこの時点でドラの8万を切っていく。タンヤオに行くとするなら7ソー回りを引いてから。8万残していても重ねる以外にあんまり嬉しいことないよね。7万引いても369万のスジ2度受けだし。親につきテンパイスピード重視で。(どっちにしろ遅そうだけど)

魚谷 4巡目 ツモ7万、打2万

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魚谷「リーチ」

迷いなくカン5ピンでリーチ。ますます好感度がアップする(笑)

これ、ハギーなら1〜2巡ダマにする形だよね。そして、ツモ切りリーチしそう。てか、フリー雀荘でもダマにして3ピン引きや7ピン引きの両面変化を待つ人は普通にいそう。(2ピン引きの一盃口や4ピン引きの変則3面張もあるが)

でも、34種類の牌のうち2種類しかない手替り(6%くらい?)を待つより、即リーした方が相手にもプレッシャーかけられて手を真っ直ぐ進ませないし、何よりもこの待ちなら一発、赤、裏の現代麻雀のルール的な利点の全てを受けられる可能性があるからね。

さらに、手替り待ちだとリーチ宣言牌がピンズでソバテン警戒されやすいというデメリットも少しある。

ツッチー「リャン(2)ウッ(5)パー(8)のカンチャン待ちは良いですよね。アガりやすいですね」

コバミサ「???」

本気で言っているのかネタなのか。とりあえずワンスルー。

ツッチー「5ってど真ん中なんで一見アガりにくそうに見えるんですけど、2・8の次にアガり易いですね。」

コバミサ「あっ、そうなんですか。」

乾いた返事で返すのが精一杯のコバミサ。さすがに連続スルーはまずいかと、場をつなぐ。

コバミサ「魚谷、2万切りの、、、あっ失礼しました。」

2万切りのリーチで合っているよー。ツッチーの精神攻撃により、平常心を失うコバミサ。

コバミサ「5は、2・8の次にアガり易いカンチャン」

自分を納得させるように土田先生の教えを復唱するコバミサ。

コバミサ「(落ち着けわたし。5は大事、5は大事。)」

さらに追い討ちをかける土田大先生。

ツッチー「初戦の前原の7ソーと同じように色つけちゃえばいいんですよね。ツモッてくるときに。」

これは何かと言うと、第1試合で前原が、高め7ソー三色の47ソー待ちでリーチをした時に、白をツモッきても7ソーに変えられるんですよって、ツッチー理論(ギャグ?)の話があって。

この時コバミサは、逆に握力で絵を消して白にするって言う話は聞いたことありますけど、って(笑)

コバミサ「ハッハッ(笑)」

ツッチー「色つけちゃえばいいですよね、ツモってくる時に。ほんとは白だったのに、赤ウーピンだったみたいな。ハハッ。」

コバミサ「スカルプター魚谷になれるか!?」

スカルプター?調べたら彫刻家だった。コバミサにしてはわかりにくい言葉選びじゃない?まぁ土田大先生からのもらい事故でメンタルやられて修復中だから OKとしよう。

魚谷 12巡目 ツモ赤ウーピン

まじで、赤に変わったよ(笑)

リーヅモ赤ドラで2000、4000の満貫ツモアガリ。

土田先生、参りました!!

◯南1局 忍者リーチ🥷

それぞれの持ち点は、

魚谷(親)31000点、藤崎(南)10000点  滝沢(西)32000点、萩原(北)27000点

この局は、

魚谷 11巡目の「親リーチ!」

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トップ目になるだけならダマだけど、リーチすれば親マン確定、一発か裏イチでハネマンだからね。これはツモりたい。

藤崎 11巡目「とりあえず、白っと」

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魚谷の現物の白をしれっと切る藤崎。こちらもマンガン、ハネマン級の好形イーシャンテン。点数状況的にもオリることは当面ないだろう。テンパったらダマるのか否か。6万ならチーテンとるか。

滝沢 11巡目「3ソーはスジか、、」

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滝沢もピンフ赤イチのイーシャンテン。魚谷の河の一段目に6ソーが捨ててある。テンパったら、とりあえずダマテンにとるか?トップ目だし役アリリーチはしないだろう。(次巡、9ピンを引いて打3ソーとしている。ギリギリまで粘るようだ。)

萩原 11巡目「テンパった!」

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おっと、ハギーもテンパイ。しかしテンパイをとると7ソーが親マン振り込みに。ホンイツへの渡りのための7ソー残しは良かったと思うけど、タイミングが悪い親リー。

ここはさすがに打白で、回っていく。よく見たら藤崎の白も鳴いてないしね。今日はバランスの良い麻雀だね。この局は振り込むことはなさそうだ。

藤崎 15巡目 ツモ5ピン、打8ピン

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「リーチ」

9万は魚谷の現物で、場に2枚切れ。

ツッチー「ニンニンしなかったですね〜」

点棒がない時は忍ばないシステムなのか?それとも、親の現物を合わせなかった=ヤマにある、と読んでの追っかけリーチか?

この局は、結局どちらもツモれず、2人テンパイで流局。魚谷はこれで、微差ながらトップ目にたった。

◯南1局 1本場 忍者リーチ🥷2回目

滝沢 3巡目 ツモ8ピン、打1ピン

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ここでの打牌候補は、9万、3ソーかと思っていたら、2シャンテン戻しの打1ピンだった。

9万は一通を見るから切らないと思っていたけど、3ソーじゃなくて1ピン(1ピン3ピン落とし)の理由を考えてみた。

①打3ソーの場合

 2ピンツモ→123のメンツ完成  
 4ピンツモ→34のリャンメン完成

②打1ピンの場合

 4ピンツモ→34のリャンメン完成
 2ソーツモ→23のリャンメン完成
 4ソーツモ→34のリャンメン完成
  (2ピンツモ→23のフリテンリャンメン完成)

これはどっちがいいの?打1ピンの方がタンヤオになる道のりが残されている気もするけど、全体的に形が良くないから、1牌で面子が完成するカンチャン形を捨てるのはもったいないと思う。

萩原 3巡目 ツモ4ソー、打9万

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素直に打北とせずに、滝沢と同じく2シャンテン戻しの打9万。

ツッチー「とらずとらずの人が多いですね〜」


北を安牌として残すのは分かる。でもタッキーの打1ピンと同じように、ペンチャンやカンチャンを毛嫌いしている感じを受ける。

1巡後の二人の手牌

滝沢 ツモ4ピン、打9万

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う〜ん、、。これ、裏目の2ピン引いていたら何打ったんだろう。たまたまうまくいったけど、やっぱり前巡は打9万の方が良さそう。

萩原 ツモ9ソー、打8万

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9ソー残しは、まさか一通見ているわけじゃないよね、、、?1シャンテンから2シャンテンそして3シャンテンへ後退してますけど、、。
せめて8万残しておいた方が、6万引いて34568の形からの変化もあるし、7万引いてのフリテン両面も悪くないよ。

萩原 5巡目 ツモ7ソー、打北

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ここで北打つの?2巡前の形と比べて、89万の部分が245679ソーのカンチャン受けがリャンカン的な受けにちょっと増えただけで、ほとんど変わってないよ。ここで切るくらいなら2巡前のイーシャンテンで切るか、一通狙っているなら、いっその事1ソー切って打点と安全を両方追っていった方が良いと思う。

滝沢 6巡目 ツモ2ピン、打1万

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どうしてもタンヤオかピンフをつけたい滝沢。せっかくのテンパイをイーシャンテンに戻す。ここはリーチでしょ。こういう手でリーチにこられると相手としては嫌なもんだよ。相手からは、こんなカン2万のノミ手なんてことは分からないから、オリたり回ったり対応せざるを得ないもんね。まぁ、タッキーらしいと言えばらしいか。

藤崎 17巡目 ツモ8ピン、打3ソー

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中ブクレのシャンポンでリーチにいく藤崎忍者。南家なので一発とハイテイがつくし、他者がオリてくれるかも知らないし、残り1巡で自分自身の振り込みリスクも少ないし、

良いリーチ!

結果的には4人テンパイで流局するんだけど、隙のない打ち方でした。藤崎さんのリーチ率は今シーズン12%で30人中30位で一番少ないのに、こういうリーチは打てるのかー。

忍者やるな。

◯南1局 2本場 忍者リーチ🥷3回目

藤崎 10巡目 ツモ5ピン、打7ピン

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藤崎「リーチ」

前局に続き積極的に攻めていく藤崎忍者🥷リーチ率最下位とは思えない、3局連続リーチ。

魚谷 11巡目 3ソー、打5万

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リーチの現物3万を打たずに、打5万でアガリまで一直線の手順。藤崎の4巡目に4ソーが切られているので、鳴きやすさも見ていたのだろう。魚谷プロは、チャンスと見たら結構踏み込んで行く雀風だね。とりあえず現物3万を切って、カン4万入ったら2ソー勝負に行く打ち手も多いと思う。

魚谷 12巡目 4ソーチー、打3ソー

この3ソーで忍者に仕留められる。藤崎の5巡目に4ソーが切られていたので、3ソーは切れそうに見えているんだよね。

◯南2局 忍者🥷のドラカン!?

魚谷 4巡目 ツモ5ソー、打8ソー

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ここはドラスジの6万を先切りする人も多そうだが、素直に打8ソー。最短手順でいくところは魚谷プロらしい。変に先切りとかしないところがいい。

現在の点棒状況は、
藤崎(親)  17000点
滝沢(南)  30500点
萩原(西)  25500点
魚谷(北)  27000点
上下ともに近いので、白ポンのザンクで早めにアガりたいところ。

藤崎 5巡目 ツモ3万、カン!

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なんと、4枚目のドラを持ってきた!!

藤崎「カン。」

新ドラ表示牌は發、新ドラは🀄️。

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打牌候補は、5ピンか1ピン。藤崎は打1ピンとした。それぞれの場合を検証してみる。関連牌は3ソーが2枚、4ピンが1枚場に切られている。

①打1ピンの場合 5種12枚

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②打5ピンの場合 4種12枚

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・テンパイの枚数

 同じく12枚。

・待ち受け

 ピンズや西が先に入った場合は、どちらの形も36ソー待ちで優劣がない。36ソーが先に入った場合は、①5ピンと西のシャボ待ち、②カン2ピン となる可能性が高い。(その時点で切られている枚数にもよるが)

西待ち→

通常時なら字牌シャボ待ちはかなりアガりやすいが、親のドラカンが入っている状況では、よほどの勝負手かアガりやすい手が入っていない限りは、現物ベタオリで字牌だからといって切られやすいということもないだろう。(それでも安牌がなくなれば他の中張牌よりは出やすいか) 

カン2ピンのスジ引っかけ→

これも西待ちと同様で、通常時ならスジにかかっている分アガりやすいが、やはりドラカンが入っている状況では関係ない。さらに、5ピンを切って次巡テンパイで5ピンを2枚並べられればまだ良いが、5ピンを1枚切った後に、数巡後に手出しで5ピン切りリーチならスジ引っかけは相当危なく感じるので逆にアガりにくくなる。(カン4ピンの方がアガりやすそう。)

ということで、どちらにせよ出アガりは難しそうなので、枚数同じなら自分がアガれそうと感じた方で良いでしょう。

滝沢 打北

萩原 打發

魚谷 打西(地獄単騎以外では当たらなさそうな2万を引いてきて、ション牌の西を打っている。良い感じのイーシャンテンだったので、アガッてかわすことも考えている。キッチリ西を切れるところが魚谷さんの強さでだね。)

全員が字牌を切る。中張牌は切りにくい。とりあえずは様子見か。

藤崎 9巡目 ツモ2ピン、打西

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ツッチー「あぁー、裏目ったぁ!」

藤崎、痛恨の2ピンを引いてくる。しかし、ほぼ迷わずに西を切り14ピンのフリテン受けを残す選択。

①打西 4種10枚
②打2ピン  5種11牌

テンパイする受け入れは2ピンをツモ切った方が1枚有利だが、テンパイ形を考えたのだろう。
55西西のシャボ待ちは、西が1枚切られて3枚。さらに頼みの西が切られたことで待ちとしての魅力が激減したのだろう。(魚谷がトイツ落としかも知れないし、誰かが合わせ打つ可能性もある。)

2355のフリテン14ピン待ちは、場に3枚切れの5枚残りなので、どうせドラカンの親に向かってくる人はいないから、フリテンでも待ち牌が多い方を選んだのだろう。

裏目ったことに動揺せず(してたかな?)、

たった1巡で変化した状況を、冷静に、かつ、迅速に判断しての打西!

藤崎さん、すごいな。常に頭の中ではぐるぐる考えているんだろうなぁ。なかなかドラカンした状況でフリテン受け残せないよ。355の形だって6を引いて556になることもあるんだし。

萩原 9巡目 ツモ7ピン、打7万

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萩原、ここで長考。新ドラ🀄️をトイツで持っているとは言え、この状況下で藤崎以外から🀄️が切られることはないだろうから、萩原も少しでも安全にオリて行く道を探していた。(と思う)

藤崎の捨て牌がこれ↓

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現物は西だけ。西はリーチに備えて残しておきたい。それ以外だと、8ピンの早切りから9ピンを切るか、4万のスジで7万か。

9ピンの方がタンヤオがつかない分、ダマでのロンアガりの可能性は少なそう。ただ、藤崎がテンパっているかと言えば微妙だと思う。1ピンの後に手出しの西。脂っこいところは出てきていない。ラス目の親でドラカンしていて安全牌を残す訳もないだろうから、西は手出しならトイツ落としが濃厚。

まずは9ピンについて考えると、とりあえず早切りだし、親だし、ドラ持っていたし、と考えると、西をとっておいてまで、899からの8ピン外しは考えにくい(それなら西を落として899を残す)。788からの8ピン先打ちは、Mリーグ的には他の形が悪い場合は先に固定するのを結構見る気がする。

次に7万だが、3万カンを巻き戻して考えてみると、3334の形から4万を切って、その後3万を引いてきてカンをしている。そうなると「333468」の形から、1ピンや西のトイツよりも4万を先に打つことはないだろう。よって、あってもペン7万の形か。ただペン7万ならタンヤオはつかないから、テンパっていない今なら少し打ちやすい。トイツ待ちはわかりません(笑)萩原自身がトイツなので、藤崎がトイツで持っている可能性は相対的に低い。

まぁ、リーチがかかった時にどちらが切りにくいかと言ったら、やっぱりシャボやペンチャン、カンチャンがある7万の方が切りにくいから、先に7万切りというところでしょう。

この7万切りはすごく共感できる。


魚谷 9巡目 「7万チー!」

萩原の切った7万を魚谷がチー。その時の魚谷の手牌は、、、↓

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ツッチー「オッホッホッホッ、ホッホッホ(苦笑)」

ツッチー「(若いなぁ、、、)」

土田先生も苦笑い。

さすがにやりすぎでしょ、これは。

ちなみに白はション牌。藤崎の手も1ピンや西が出てくるくらいで、タンヤオだったとは思えない。藤崎が白はトイツの可能性もあるし、もちろん滝沢や萩原は絶対に役牌は切らないであろう。
そうすると、自分でツモってくるか、藤崎が使っていなくて切るかしかアガれる可能性がない。

そして、このチーで、魚谷がツモっていたはずの4ピンが藤崎に流れる。

藤崎 ツモ4ピン、打西

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そっか、前巡に西切って14ピンのフリテンに受けたのは、4ピンチーしてタンヤオのテンパイに取れることもあったんだね。(今気づいた)
一度は裏目ったものの、うまく進めてタンヤオ・ドラ4のテンパイを入れた藤崎忍者🥷

藤崎「リーチ!ニンニン!!」

西連打でトイツ落としに見えるので、まだテンパってないとも見える。(これが2枚目がはなれて出てきたらかなりテンパイサイン)今のうちにと、危険牌を先に打ってくる輩を罠にかけることもできたはずだが、リーチに打って出た!?

全然忍ばないじゃん(笑)
目立ちまくり!!🥷


そして、リーチの一発目の牌を藤崎がツモる。

藤崎「ツモ!8000オールです。」

実況が日吉さんだったら、大変なことになっていたな。ツッチーとコバミサなんで、ほどほどの興奮度合い。

裏ドラは表示牌は白と9ソー。リーチ一発ツモタンヤオドラ4で8000オール!

魚谷プロが遠い目で藤崎のめくった裏ドラを見つめる。

魚谷「私の白があんなところに、、、」

分が悪いのは承知の上で7万を鳴いたとは思うが、果たして最悪の結果に、、、。

鳴いていなければ、4ピンと3ソーを手牌に組み込んでこうなっていた。

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この形なら、もしかしたら戦えたかも知れない。「さばき」と「どっしり門前で構える」バランスは難しいと思うが、

今回は、勇み足が過ぎました、、、

ただ、こういう切り込みが魚谷プロの強さでもあるから、これからも頑張って!!

それにしても、藤崎さん、全然忍者🥷っぽくなかったけど、

かっこいいな、おぃ!!

持ち点は一気に4万点オーバー。いきなりラスに転落したハギーは「ふぅ〜〜〜」と深いため息を吐く。苦難が続くハギー。

◯南2 局 1本場 藤崎忍ぶ

各者の持ち点は、41000点の藤崎を除けば、全員2万点前後。さっきまではトップ争いをしていた3人が一転ラス争いに。

萩原 6巡目 ツモ4ソー、打2万

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テンパイ一番乗り。まさかとは思ったけど、

萩原「・・・、打2万」

出た〜〜、十八番の謎ダマ!!

からの〜

見ていて予想ついていた(笑)

萩原「リーチ!」

十八番の一巡ダマからのツモ切りリーチ、、、と思ったら、ツモッてきた3ソーと6ソーを入れ替えてのリーチ。珍しいな。でも、ツモ切りリーチよりは相手にプレッシャーかかるので良し👍  

一応、2ソー2枚見え、5ソー1枚見えだから、裏ドラ的には3ソーの方が乗りにくいから打3ソーの方が良いの?

★裏ドラの確率


 これほんと分からないんだけど、見えている枚数が少ない方が裏ドラ乗りやすいっていう考え方は正しいの??
 裏ドラって、カンが入らない限りは34種類の牌のうち1種類の牌がそこにあるだけで、4枚見えて完全否定できた牌以外は、あくまで1/34だよね。ツモ牌の場合は複数回引けるし、鳴きでずれることもあるから、ある意味これから抽選を受けるわけだけど、裏ドラはね。まぁ、確率論から言えば、確率に違いがあるんだろうけど、個人的には4枚見え又は4枚見えを推測出来る場合以外はほとんど考慮しなくて良いと思っている。

 よく、白と發を切る際にどちらから切れば良いかって話で、攻撃面で考えれば🀄️が見えていない分白の方が裏ドラが乗りやすいから發から切って、守備面で考えれば裏ドラが乗りにくい發を後に切ると。

 この手の選択は本当にどうでも良い(笑)
この点に関しては、打姫オバカミーコ(片山まさゆき著)の五条君に激しく同意です。そわな細かいことは麻雀の勝ち負けに影響しないってことで。

(対局に戻る)


この萩原の6巡目リーチ、ツモってもツモってもお目当ての14ピンは引いてこれない。

ツッチー「ツモらない人ですね〜。」

キビちぃお言葉、いや憐れみか、、。

この合間をぬって、そろりそろりと手を進めていた藤崎。

藤崎 16巡目 ツモ8ピン、打9万

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親でドラ2赤イチの親マンテンパイ。しかし、役なし。勢い的にリーチするか?(笑)

藤崎「 ・  ・  ・ 」

ここはダマ。やっと忍んだ忍者藤崎🥷。

藤崎18巡目 ツモ1ピン、打8ピン

藤崎「つかんじゃったか〜」

仕方ないなぁという表情を見せ、当たり前のように8ピンを切ってオリる藤崎。何という完璧な押し引き。

忍者すげ〜

結局、この局は萩原の一人テンパイで流局。

◯南3局 2本場 振込確率50%

この局は親の滝沢が、ソーズの123とピンズの234で鳴いて見え見えの役牌バックの手で終盤まできた。

藤崎17巡目 ツモ2万、打🀄️

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藤崎はマンズの234でチーしていて、🀄️を切ればテンパイ。役牌で東と🀄️のみション牌。滝沢はどちらかで待っている可能性が高い。さすがにオリるかと思ったら、🀄️を切った。

滝沢「ロン。3900は4500」

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恐らく、滝沢の手は高くても2900と踏んでの押し。どちらにせよノーテン罰符も取られるので、そこを天秤にかけていた。東か🀄️、どちらかはアタりだとは思っていたはず。50%の確率で打点も低いならと。ほんといろいろ考えていて、参考になるな。

◯南3局 3本場 忍者🥷本領発揮

萩原 8巡目リーチ

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さっきは14ピンでアガれなかったが、今度は 147ピンの3面待ち。さすがに今度はアガれるか?

13巡目「ロン」

発声したのは藤崎。7ピンをつかまされかながらも、12巡目に萩原の現物の25ソー待ちでダマでテンパイしていたのだ。

麻雀忍者の本領発揮だ。てか、忍者なのに目立ちすぎ(笑)

◯南4局

萩原(親)18500点、魚谷(南)18000点
藤崎(西)40000点、滝沢(北)23500点

熾烈な2着争い。いやラス争いか。滝沢は、3900までなら振り込んでもラス落ちはない。

滝沢 10巡目 ツモ6ピン、打白

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滝沢は、打白で1枚切れの西単騎で役なしテンパイ。リーチはかけない。

この形。タンヤオやピンフをつけてダマでアガりたい気持ちはよく分かる。ただ、ラス目の魚谷や3着目親の萩原は、まず止まらない西。第一試合みたいにがむしゃらに棒点リーチをしていれば良かったのに。

さらに言うならば、3巡前に、アタマがない状態で3枚切れの白を残して發を切っていた。あの發を残していれば、前巡トイツになってこの6ピンでツモアガりだった。

大事に行きすぎたタッキー、、、

タッキーらしいと言えばらしいんだけど、もう少しラフに打っていれば2着だったね、、。

このオーラスは、13巡目にリーチをかけた魚谷が最後のツモでイチサンニンロクをツモ!!ラスから2着に。

ハギーは無情にもラスへ転落、、、。

ハギー、対局後のインタビューでの第一声

「くっそ〜〜」

麻雀ではなかなか勝てないけど、インタビューでのコメントや入場シーンはさすがだわ。喋り方はさすがに一番うまいし、魅せられる雰囲気がある。

しかし、麻雀で一番目立っていたのは、麻雀忍者藤崎であった。

おしまい。






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