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47日目 丁寧に

父の転院が決まった。慢性期のリハビリ病床がある病院へ。
来週27日(水)に移る予定。
ちょうど仕事お休みの日でよかった。

先日、母と二人で主治医の先生の話を聴きに行った。
看護師さんから、リハビリは行きたがらない、トイレはおむつにって話を聞いていたから、いよいよ寝たきりなのかな…って考えていて正直不安だった。

でも先生から、認知症の症状は進んでいるけれども、平行棒を使ったリハビリなんかもしていますって話を聞いて、感動した。
ムラがあるとは言っていたけど、お父さん、がんばってるじゃん…!!って思った。
歩けるようになるかは正直難しいっぽい。
平行棒も一人は歩くのは無理で、支えられながらだって。
でもすごいよ。

来週会えるから楽しみだな。


最近、状況がめまぐるしく変わる感じがある。
別にすごく忙しい!とか時間が無い!とかじゃないんだけど、いろんな人と会ったり再会したりすることが多くて、感情がすごく揺れるというか。
そしてぜーんぶが繋がっていってる気がする。
それはどこでどう繋がるのかはまだわかんないんだけど、繋がっていくっていうのはわかる。

先日おむすび講習を受けてきて、それも面白い体験だったし、
看取り士の勉強も始まったし。
なーやさんと春日さんのお手伝いもできるし。
さっちーが来てくれて山寺にも行けたし。

ちょっと前は、よよよちゃん繋がりでまりちゃんにも会えたり、
千秋さんの展示会も行けたり、
志鎌さんのお手伝いして、自分とみみちゃんの写真も撮ってもらえたり。
陶芸作品が完成したり。

んー、なんだかワクワクすることだらけ。
これが今後どう繋がっていくんだろう。

この間お世話になっている方から言われたこと。
「恵子さんは、誰かに愛情を注ぎたいんだね」って。
「両親からたくさん愛情を受けて育ったから、今度はそれを誰かにあげたいんだね」と言われた。
そんな風に考えたことは無かったんだけど、言われてみると確かにそうなのかもと思った。

看取り士を受講したときも涙が止まらなかったんだけど、
やっぱり両親のことを考えると泣けて仕方ないんだよなぁ。
今でこれなら、二人がいなくなったらどうなっちゃうんだろうってくらい泣けてくる。
でもこうやって涙を流すことで、心の準備をしているのかな。
講座では、「やさしく、やさしく、やさしく」ということを学んだ。
自分の体に、心に、魂にやさしくあろう。まずはそこから。
ひとつひとつを丁寧に。

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