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レート日記 0日目【Shadowverse】

対戦の試行回数をこなせない生活環境なので、一戦一戦からの学びを増やしたい目的で日記。
できるだけ継続していきたいので内容の深さは重視しすぎない。
自分用なので公共性は考えない。

窓とかからの情報がなく完全に独自考察なので一般の認識とは異なる可能性あり。

10/9時点の競技環境について

Tier1:AFネメシス
Tier2:テンポエルフ、コントロールエルフ、結晶ビショップ
Tier3:秘術ウィッチ、スペルウィッチ

≪人形ネメシス≫から≪アブソリュート・チェイスト≫と≪神器鳴動≫が能力変更を受けて最大値・安定性ともにしっかりと削がれ、同ネメシスクラスでは≪AFネメシス≫の爆発力が優位性として確立、大方の予想通りクラス内のシェアは綺麗に前者から後者へと移った。

≪AFネメシス≫は≪廻り出す運命≫さえ早期に引き込めてしまえば他デッキと一線を画したキルターン・ダメージソースを発揮するだけでなく、無限のリソースを得て対コンシード用の継戦能力まで備えてしまう。≪廻り出す運命≫を引けなかった際のことを憂慮するまでもなく握る理由があるデッキとして無事、トップメタへ落ち着いた。

RSPT 4th season SHG使用構築。≪勇気の少年・カシム≫は後述する≪テンポエルフ≫にも強い序盤の面一掃、必要札を山札に返す、共鳴調整など様々な役割遂行力を買われて採用が一般化しつつある。≪舞い戻る奏絶≫で≪ジェネシスアーティファクト≫の実質枚数を増やす動きは≪勇気の少年・カシム≫でリペアできているものとして、≪舞い戻る奏絶≫の枚数を落とす構築も見受けられる。

能力変更で≪ハンドレスヴァンパイア≫がほぼ消滅したこともあり、メタゲームはいかにして≪AFネメシス≫に立ち向かうか、という思考一点で展開された。
≪AFネメシス≫への対策として想定されたのは、
①消滅、あるいはデバフ(盤面ロック)を活かしたAF6種破壊の妨害
②≪デウスエクスマキナ≫を出すターンのテンポロスを咎めるテンポ/アグロムーブ
上記の2種。

①消滅、あるいはデバフ(盤面ロック)を活かしたAF6種破壊の妨害
①は単純な妨害継続能力に加え、妨害した先のフィニッシュ能力も求められ、前者はともかく後者も満たせるアーキとして、≪コントロールエルフ≫が数を伸ばした。能力変更前から一定数存在した≪回復ビショップ≫≪進化ロイヤル≫はフィニッシュ能力、≪スペルウィッチ≫は妨害継続能力の点で不安定であり、≪AFネメシス≫へメタを張るどころか五分の相性すら主張できないという認識に移って数を減らした。

RSPT 4th season AXIZ使用構築。≪干絶の飢餓・ギルネリーゼ≫の採用は分かれている。≪聖緑の輝き・カーバンクル≫は前環境の≪ラティカエルフ≫におけるようなデッキコストの低下というより、≪コスモスファング≫へと振りたいEPをかさ増しする役割を担っている。

≪コントロールエルフ≫は≪コスモスファング≫の着地まで繋ぐ分かりやすいデッキ。≪根源への回帰≫と≪冥府への道≫を一枚にしたようなスーパーパワーカードに≪紅葉のリーフマン≫まで重ねれば≪AFネメシス≫への現状最も確実性の高いメタが完成する。(≪AFネメシス≫側に対抗策がないわけでもないのが、、)
≪コスモスファング≫と≪ブロッサムウルフ・スレイド≫、≪妖花の捕食者≫を絡めたOTKルートが自然と搭載されているのも評価点。

小粒のフォロワーを並べて盤面からの一定打点に頼るデッキに対して≪コスモスファング≫一枚で完封できるほどであり、単なる≪AFネメシス≫へのメタというよりは雑多とも戦えるパワーデッキとしてメタゲームを生き残っている。(むしろ≪AFネメシス≫への相性は、メタを成立させるための≪コントロールエルフ≫側の要求値の高さから五分ほどという認識)

②≪デウスエクスマキナ≫を出すターンのテンポロスを咎めるテンポ/アグロムーブ
≪コントロールエルフ≫のパワーポイントの一角である≪紅葉のリーフマン≫を多面強化に転用しつつ完成したのが≪テンポエルフ≫である。≪黒百合の女王・ノワリス≫がクロックを早めるカードとして優秀で、≪フェアリー≫など小粒を並べる動きを正当化してくれる。進化可能ターン前から並べた小粒を≪フォレストマーチャント≫や≪紅葉のリーフマン≫で強固に維持しつつ、6~7Tの≪妖精の騎士・タムリン≫圏内まで押し込んでいくことを目指す。こうすることで≪AFネメシス≫側に≪デウスエクスマキナ≫を気持ちよくプレイさせないことが可能で、幾分か再現性のあるメタを発揮できるデッキとして環境大手に定着。

同クラスの≪コントロールエルフ≫には≪コスモスファング≫全張りに対しあまりに無力なことから不利をとるが、≪コントロールエルフ≫よりも≪AFネメシス≫に一層やれるという主張で差別化されている。(ここの相性認識は変わる可能性おおあり)

筆者使用構築。≪神鉄の鍛冶師・レーネ≫等いずれかを数枚落として≪シャイニングヴァルキリー≫や≪ガーベラベアー≫を刺す構築も多い。≪コスモスファング≫の枚数を増やすとエルフ対面に理論上は強く出れるが、事故率も上がる。≪デッドリーエルフ≫採用型も少数ながら存在(RSPT 4th season DNG使用)。

上記エルフ二種よりはシェアを落とすが、同じく≪デウスエクスマキナ≫隙を怒ることができてクロックを押しつけられるデッキとして≪結晶ビショップ≫も一定数存在する。筆者はあまり触っていないので、≪Afネメシス≫にもエルフにも正面から戦えるらしいという情報のみ置いておく。

RSPT 4th season GxG使用構築。

≪結晶ビショップ≫を≪AFネメシス≫の相方に採用した拓海/GxG選手が予選抜けを果たしたことにより、今後注目度が上がるものと予想される。

予選抜けといえば、ふぇぐ/YG選手が出場選手内で唯一≪AFネメシス≫を外し新カード0枚の≪秘術ウィッチ≫を持ち込んで一位抜けしており、相変わらず6ターン目以降に中打点を叩き込める点が再評価されて今後数が増えていくかもしれない。そうなった場合同クラスの≪スペルウィッチ≫は絶滅危惧種となりそう。

構築は前期と何一つ変わらないので割愛

以上のように、≪AFネメシス≫への対抗ができることを主張するいくつかのデッキが生まれたものの、≪AFネメシス≫にはそれらの思惑を貫通する最大値があるため、完全なメタが張り切れていないのが現状である。今後構築が洗練されるか、再び能力変更が来ない限りはせめて≪AFネメシス≫が最大値を引かなかった際に有利に立ち回れればよい、という考えにメタゲームは性質を変えていきそうである。

≪進化ラストワードネクロ≫を握ることが義務と化していたOOS環境のようになるだろうか

RSPTでの採用構築情報が出回らずにメタゲームが停滞していた節もあるので、現状エルフが一歩リードしている2ndデッキの勢力争いにも変化が生まれるかもしれないし、≪AFネメシス≫の最小値の悲惨さもフィーチャーマッチでいくつか露呈したことから、ふぇぐ/YG選手のように≪AFネメシス≫を外す選択肢が生えてくる未来もなくもない。

明日からのレート


・とりあえず練度に比較的自信がある≪AFネメシス≫と≪テンポエルフ≫を握る。
・≪結晶ビショップ≫を裏で練習しつつ相性認識を自分なりに決め、場合によっては2ndデッキとして使ってみる。

以上

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