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レート日記 1日目【Shadowverse】

4戦やって合計2-2、
≪AFネメシス≫:3-2
≪結晶ビショップ≫:2-4と微妙。
≪AFネメシス≫の1敗は、↓の振り返りにもある引き差を覆せなかった試合なので納得はできる。≪結晶ビショップ≫の練度がとにかく甘かった。

試合のうち、ある程度再現性のある良かった択/悪かった択をピックアップして振り返る。
ターン時間の使い方もみておくためにリアルタイム録画。

AFネメシス


良くも悪くも≪廻り出す運命≫の有無によりデッキの性質が大幅に異なってくる。≪廻り出す運命≫がある場合はいくつかの基本的な原則にのっとって手を動かすだけなので、≪廻り出す運命≫がない場合の抗い方を重点的に詰めるのが上達につながりそうと判断。

デッキの基本原則は先達の↓の記事を参照する

良かった択

2:15~ カシムローザによる4面形成
ここまでの相手の動き(≪メカニカルドッグ≫≪フルブラストガンナー≫ポン置き)から≪廻り出す運命≫を所持していることがほとんど明らか。更にこちらが≪廻り出す運命≫を持っていない場合、大幅不利であることは認めたうえで以下2つが勝ち筋となる。

①相手の≪デウスエクスマキナ≫着地前に盤面制圧する
②相手の手札をある程度都合よく下に見積もりつつ、こちらの≪ジェネシスアーティファクト≫≪アストロウィング・ララミア≫≪アーティファクトインパルス≫を極力温存気味に動

上の動画は①を達成できた場面。プレイというより≪勇気の少年・カシム≫3投に加えて≪解放の少女・ローザ≫まで1投した構築が功を奏したといえる。
結果として相手は後攻4ターン目に虎の子の≪廻り出す運命≫をプレイできなかった。
その後の展開もトップドロー次第の綱渡りではあるものの、格差の是正にはある程度成功した。
相手に≪人造の代弁者・ヴァーミディア≫がある時点でまったく実現しない展開だが、構築のおかげで1%でもこういう展開が発生するなら総合勝率の向上に貢献できていていいね、という話。

使用構築

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0:35 先2パス→先3ヴァーミディア
トップから≪人造の代弁者・ヴァーミディア≫を引き込んだことにより、≪多腕のアーティファクト≫をこのターンにはプレイせず、次ターンに≪人造の代弁者・ヴァーミディア≫の葬送対象とする択が生まれる。

前提として≪廻り出す運命≫をまだ引き込めておらず、相手は初手1枚キープから≪廻り出す運命≫を引き込んでいることがほとんど確定的なので、≪デウスエクスマキナ≫有無に抗っていくことをこの時点でほんのり覚悟していく必要がある。少なくとも、≪廻り出す運命≫を次ターンに引き込むことに全賭けしたプレイは避けるべきである。

そうしたとき、手札の≪アストロウイング・ララミア≫は6種破壊達成後の高いバリューに頼らせていただく形で使いたい。他方、2ターン目に≪多腕のアーティファクト≫をプレイしたとき、次ターンにアーティファクト・カードをドローしなかった場合、≪人造の代弁者・ヴァーミディア≫の葬送対象として≪アストロウイング・ララミア≫を泣く泣く選ばなければいけなくなる。ゆえに≪多腕のアーティファクト≫を温存する択が一個主張可能。

相手の後攻2ターン目の動きとしてもっとも想定されるのは同じく≪多腕のアーティファクト≫か≪アストロウイング・ララミア≫なので、それに対し≪人造の代弁者・ヴァーミディア≫をぶつけることで、テンポロスはほとんど相殺できそうなのも◎。相手が後攻3ターン目に≪人造の代弁者・ヴァーミディア≫を重ねてきた場合も、最悪≪アストロウイング・ララミア≫で相手の≪エッジアーティファクト≫とトレードする準備ができている(やりたくないが)。

ミクロでみると上記のようなプレイ意図になるが、≪廻り出す運命≫がない試合を覚悟した際の大局観として、今回の≪アストロウイング・ララミア≫のような後半のバリューが上がるカードをできるだけ後に回していく意識が大事。

同様の大局観をもった択として、配牌から存在する≪舞い戻る奏絶≫をできるだけプレイしないようにし続けている。これはそもそも筆者の構築が≪舞い戻る奏絶≫1枚採用というのも影響しているが、そうでなくとも≪ジェネシスアーティファクト≫を10体破壊後に葬送して複製する動きを望んでいるからである。すなわち、これも≪廻り出す運命≫がないゲームを覚悟した温存択。

≪廻り出す運命≫なしで勝つ場合、≪ジェネシスアーティファクト≫は複数枚使うことがほとんど必須であるから、下手にリソースを吐いた時点でゲームを続ける資格を失ってしまう。

7ターン目開始時。双方6種破壊達成済み&≪フルブラストガンナー≫起動済み。相手のみ≪デウスエクスマキナ≫起動済み。盤面にもあるように相手は≪アストロウイング・ララミア≫を2枚消費している

5:59
リソースの温存にこだわりつづけたおかげで上の画像のように、絶望的な戦況ではあるもののハンドの質を高く保つことができ、このターン≪ジェネシスアーティファクト≫進化+≪人造の代弁者・ヴァーミディア≫(≪ジェネシスアーティファクト≫葬送)での盤面バフにより強固な盤面を作り(※≪エッジアーティファクト≫でドレインできるように出し順だけ注意)、相手の返しに≪ジェネシスアーティファクト≫をはじめとした大量のアーティファクト・カードがなくリーサルを取られなかった時、
こちらは8ターン目に≪アストロイング・ララミア≫×2+≪キャノンアーティファクト≫×2+≪アーティファクトインパルス≫+≪アストロウイング・ララミア≫進化により、4+3+4+2+2+6=21点の返し刀を用意できている。(相手に≪ジェネシスアーティファクト≫進化を切られた時点で、≪ディフェンスアーティファクト≫の突破が不可能となり成立しなくなるが、割り切る価値は十分にある。また、相手が≪アストロウイング・ララミア≫を2枚消費しており、3枚目を充分割り切れることもプランの追い風となっている)

実際は返しでリーサルを取られてしまったが、勝率0%の試合を10%には押し上げられた、内容のあった試合だったと思う。


まとめ


・≪廻り出す運命≫を引いたらミラー以外は9割勝つ覚悟でやる
・≪廻り出す運命≫を引かない試合は、引く前提のプレイをせず、持たざる者なりの大局観に切り替える


明日はスケジュール的にRatingsができなさそうなので≪結晶ビショップ≫の試合を振り返る。≪AFネメシス≫と違って良くなかった択の連続だったので後悔の色が濃くなりそう。

以上


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