弊社の理念

 毛萱街道活版印刷製本所は、2018年にプライベートレタープレスとして業務を始めました。金属活字で組んだ版(組版)による印刷を主に行っておます。樹脂板や亜鉛版などによる凸版印刷はあくまで補足的な方法として考えています(ご要望があれば対応いたします。)。また保有している活字の数や字体、大きさは、全く無いところから始まっております。これまで、活字は必要に応じて活字店より購入をしながら揃えてまいりました。今後も活字店に依存しながら業務継続を図って参ります。
 手間暇のかかる日本語の活版印刷の文化が今後も生き続けるためには活字を鋳造販売する活字店の存続が不可欠です。そのために弊社は、金属活字の需要を支える末端の活版印刷所としての立場を常に考えながら業務を行い、より良い商品をお客様に提供したいと考えております。
 さらに、活版印刷による頁物の印刷を行う印刷所がわずかばかりとなった中、手製本による短詩型文学(俳句、短歌、詩等)の印刷製本を行なっております。一つの本の印刷部数には限りがありますが、ご相談いただければと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?