怠惰の森💁🏿

無意識に抗う😴

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最近の記事

【7日目】読むべきだけど読めない新聞を無理矢理読む

これで最終日、、、。とにかく完走できたのが嬉しいし、自分に驚いている。何にしてもこだわれない性格だし、本当にどうしようも無い人間なんだけど、それでもできるんだ、と。こういう、誰にも自慢できないけどやってみるには少しだけ大変、ていう小さすぎる成功体験を積み重ねていくのが大事だと思った。この一週間の取り組みを考えた時には、「価値に向かう」と書いた。これは、単に価値あるものに憧れを持つことだけならいつでも誰でもできるけれど、価値そのものに向かうのは意外と大変だという認識でいたからだ

    • 【6日目】読むべきだけど読めない新聞を無理矢理読む

      これで6日目。ようやく板についてきて、取り組みに対する姿勢の取り方が分かってきた感じがする。今日は新聞を読みながら言語生活についてつらつら。 最近は体験と言語の接続についてよく考えている。言語の限界。それはそうとして、言語は一番大切な関数だから、言語との関係が体験それ自体を大きく決定づける。だからいつだってこのことには真摯でいたいし、勉強を絶やしたくないと思っている。具体的には、この取り組みを機に読み始めた新聞を今後も読み続けたいし、小説も絶やさず読みたいし、学問的な色

      • 【5日目】読むべきだけど読めない新聞を無理矢理読む

        なんか要約するの意味あるのか疑問になってきたので今日は簡単な感想だけ、面倒くさいのもあるけどちゃんと読んでればまとめるのは対して記憶に作用するのでもないから 5日間やって思ったのは、  新聞おもんなってこと 自分が面白いと思えるものはこの世にいくつかあるけれど、さらに俺がしょうもない人間なだけで面白さがわからないものもたくさんあるだろうとは思うけれど、少なくとも新聞だけは正真正銘に面白くないものであろうってことだ。それは、俺が日本経済新聞を選んだ(というかたまたま家の取って

        • 5.合理と非合理の接続面は2つある

           『4.世界と概念世界の接続面に立って散文』において、視座の恣意性、そして恣意性の「どうしようもなさ」に触れた。僕はこの半年ほど、あらゆる場面において、この「どうしようもなさ」に直面した。そして、そのたびに打ちのめされ、前に進めないままでいる。千葉雅也『勉強の哲学 来るべきバカのために』に答えがあった。  「なぜそういえるのか」という会話のコードへの疑いは、言葉ひとつひとつの意味、定義への疑いになっていきます。「悪」とは、本当はどういう意味なのか?―結局、考えようで何でも、

        【7日目】読むべきだけど読めない新聞を無理矢理読む

          【4日目】読むべきだけど読めない新聞を無理矢理読む

          (一面) 今日は朝刊が休みなので夕刊で勘弁 新型肺炎 企業再開手探り 中国、一部で半月ぶり稼働 昨日から中国主要企業が一部稼働開始、ともあれスロースタートしかできない。経営と感染拡大の危惧のバランスが難しいといったところ鴻海の工場は10日に再開予定だったが、防疫対策が不十分ということで延期。なんやかんやうまいことやってる印象だ、前向いていこう 中国死者908人に 10日時点で新たに97人の死者、3062人の感染者が増えた、累計では死者908人、感染者4万171人。

          【4日目】読むべきだけど読めない新聞を無理矢理読む

          【3日目】読むべきだけど読めない新聞を無理矢理読む

          今回はちょっと趣向を変えてやる。番号付、簡単な要約付きでできるだけ書き出してみる ①「鴻海、工場再開延期」新型肺炎貿易体制の不備で →台湾の鴻海精密工業が再開を10日から延期 ②「留学生在留審査厳格に」証明書要求、対象国10倍超に →留学を希望する外人の出稼ぎ目的の入国を防ぐため、最終学歴の卒業証書・預金残高の証明書など情報を求める ③資本主義次の進化促す →資本主義が劣化しつつあるが資本主義以外にはない 目先の利益に走ると社会は壊れるので長期的な見方を成員全員が持つこと ④

          【3日目】読むべきだけど読めない新聞を無理矢理読む

          4.世界と概念世界の接続面に立って散文

          高校の授業では、言語に絞ると、英語、古文、漢文(それと国語)を習っているけれど、その中で違和感を感じることがある。英語や古文は現代日本語と直接繋げて、この英単語はこの日単語、この構造は日本語で言うとこれ、というふうに、概念と概念を接続している。考えてみると、異言語間にピッタリ同じ概念はあるはずがないから、少なからず概念が歪められている、考えてしまう。さらには、漢文に至っては、漢字に読み方を与えて、レ点とか上下点までつけて読む順番を変えて、挙句にそれを古文に変換して、それをまた

          4.世界と概念世界の接続面に立って散文

          【2日目】読むべきだけど読めない新聞を無理矢理読む

          昨日に引き続き日経新聞の一部記事の概要と感想を綴る。 まずは一面」「中国沿岸に感染拡大」「中国利下げへ」武漢から発生する新型肺炎が沿岸部に広がっている。昨日の一面で報じられたホンダに続いて、トヨタも工場の稼働再開を17日以降に伸ばした。沿岸部は製造業が盛んな地域。世界経済に大きな影響を与える。ここまでくると、対策次第でどうこうできるレベルではなくなっているのは確か。サーズの時の反省を生かせているかというとできていないようだ。こういった天災のようなものが突発的に起こると、

          【2日目】読むべきだけど読めない新聞を無理矢理読む

          【1日目】読むべきだけど読めない新聞を無理矢理読む

          日本経済新聞2月7日朝刊を参考にしています まず最初に一面のまとめ、、、ホンダ武漢工場の再開を14日に延期。新型肺炎ウイルスの関係で中国に工場を置く日本の自動車メーカーの製造ラインに大きな影響が出ている。なんでもこの武漢工場の生産能力は年60万台で、これが中国全体の約半分を占めるそうだ。これは中国にとっても大きい影響であるとともに、それ以上に一企業であるホンダへの負担が大きいだろう。、、、、中国、対米関税一部一部引き下げ。米国製品に発動されている最大10%の追加関税を半

          【1日目】読むべきだけど読めない新聞を無理矢理読む

          3.価値に向かってやりきる

          やりきれない生活の中で、いろいろ考えてしまう。しかし、結局どこにも行けないから、何か行動を起こすべきではあるんだけど、起こすほど生命力もなくて、努力もしないままに日々を過ごすから、ますますやりきれない。 光が見えないなかでも努力を続けられるのが強さではないか。分かってはいたけれど、ごまかしてそのままにしていた、弱すぎる自分。 怠惰な無意識を監視するのが脆弱な意識ではどうしようもない。それでも、「何とか」はしないといけない。だから、無理やりにでも動くためにもこのnoteを

          3.価値に向かってやりきる

          2.小説というもの

          小説は小学生の時から変わらず今も読んでいるけれど、その中で小説それ自体に対する自分なりの姿勢が試行錯誤の末に形成されてきている。やっぱり、読書法とか語ってる人はたくさんいるけど、どれも「その人なり」のモノだ、考えれば当たり前だけど。何に関してだって、本質的な考え方というのは自分の時間を割いた試行錯誤の末にしか得られない。今日はそれについて考えたい。 小学生の3年生ぐらいの時から、児童文学に夢中になった。学校の図書館で借りれるだけ借りて、読んで、返して、読んで、、、。あさのあ

          2.小説というもの

          1.どうしようもなさにどう向き合うか

          村上春樹のノルウェイの森を読んだ。彼の作品は好んで読んでいたのだが、なぜだかこれは避けていた。最も売れている作品だから、スノッブ効果だからだろうなあ やはり全体を通したテーマは「社会と人」だけれど、この作品ではわかりやすく反復されていたと思う。押し付けたり押し付けられたり。そこには理解はなく、条件付きの承認があるだけ、というどうしようもない社会。登場人物たちは皆俗物性に絶望している。 問題は絶望するかしないかではなく、そういった「どうしようもなさ」にどんな態度をとるかとい

          1.どうしようもなさにどう向き合うか

          0.意識を意識する、そしてその意識を意識する

          とりあえず生きるといういい加減でどうしようも無い日々をやめてみよう、と思いつつゴミみたいに時間が過ぎていった。 ふと我にかえる瞬間があって(大抵はゴミみたいな日の夕方なんだけど)、やっぱ俺は馬鹿すぎるなあっていう絶望と共に日が暮れ、朝起きれば絶望は消えてまた怠惰の森にいる、、、。 そんなルーティンが、どんどん自尊心を削っていくので断ち切らないとな、と考えてたときにひとつ気づきを得た。 それは、無意識と意識の峻別だ人の〈意識〉には、意識できる部分とそうじゃない部分がある。

          0.意識を意識する、そしてその意識を意識する