3月7日の日記 簡単にできた事が『できないからできる事』
写真は下の妹と退院後に焼肉食べに行ったときのです。なんで白目なんでしょうね。
「炭火職人」っていうランチが超オススメの東京駅八重洲近くの焼肉屋です。マジおすすめです。
さて、この日の日記は、怪我をしてむしろ良くなったことを書いています。
割とこの辺はいい日記が多くて、毎日更新と化してますね。
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「簡単にできた事が『できないからできる事』」
名古屋で学生向けに、有料でプレゼン講座を開いた。
別件のミーティングを終え、昼ご飯を食べ、使い慣れたパワポをギリギリ軽く修正した。このままだと頭が電池切れになりそうと察知して、ちょっと昼寝。ついに参加者が来始めた。
頼れるアシスタントもいない、久しぶりの自分だけの本番。
すでにやったことのある何度もテーマだ。自分で開発したワークショップだ。
でも、いつも通りにはできない自分を感じる。
いつもと違うスピード。頭の回転。トーン。その再構成速度。
今ほどじゃなくても、似たような経験はある。
疲れてたり、体調が悪かったりするとき。なんだか気が向かないとき。
そのときの体。そのときの心。
ワークショップを実施するとき・ファシリテートするとき、まずは自分に気づくことが必要だと、もともと俺は知っている。
気づいたら、無理して出力を上げずに、今の自分に合わせた在り方を探す。
そして同時に、参加者がどんな様子か、何を求めているかを察知する。
今回、たくさんの普段と違う難所があった。
でもそれに対処する方策は、自分の中に蓄えられていた。
例えば、参加者が挑んでくれたワークに対して、瞬時に的確にフィードバックすることができなかった。でも、参加者がどう思ったのか問いかけて引き出しながら、自分が考える時間を稼いで切り抜けた。
参加者のくれた質問に即座に答えられなかったこともあった。粘ってもダメだから一旦置くことにしたら、次の質問が繋がってきて、合わせて答えられた。
体と頭がどうなろうが、本当に何も考えられなくなったりしなければ、忘れずに持っていれば、適応させられる。
そして、今まで通りできてしまっていたら、「できない人のために、できない人として」アドバイスすることはずっとできなかっただろう。
「僕も今できないんです! でも、できないなりにこんな工夫を思いつきました! 参考にしてみて! そして自分にあったやり方を探そう!」
こんな言い方ができるのは、今だからこそだ。
新しく得たものなんだ。
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なんというかポジティブな奴ですねコイツ。俺ですけど。
実際、怪我から9ヶ月経った今、思えば得たものはいくつかあります。
得るものなんて全然信じられなかったんですけどね、最初は。
明日は番外編で、記事を載せてくれたUmeeTについて。
僕が初代編集長だったんですよ。3年前、立ち上げ期のことを書きます。
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