見出し画像

年末のご挨拶 2020年

今年は3月のロックダウンから、本日大晦日。運動やレッスンを続けながら、リビングの窓から見めていた外の風景もすっかり冬になりました。秋の投稿から少し時間が経ってしまいましたが、ニューヨークではCovid-19の第1波が去り、大統領選挙、第2波が訪れ公立学校の閉鎖と再開、ワクチンの投与開始。そして間もなく新年を迎えます。

色々とありましたが、それでも今日健康に大晦日を過ごせることのありがたさ。そして制限がある中でたくさんの可能性を広げてくれた全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。今日は日本にいる皆様にもニューヨークの年末の様子をお届けしたいと思います。↑ トップ写真はGrand Central(グランド・セントラル)駅のクリスマスデコレーション。

毎年、アメリカでは11月の第4木曜日にThanksgiving(感謝祭)からホリデーシーズンがスタートします。七面鳥やパンプキンパイなどを囲み、家族や友人と過ごします。今年はCovid-19の影響で室内での集まりには人数制限などがあり、私達も家族のみで集まり、夕食を囲みました。

↑ 初めて食べたTofu Turkey (豆腐で出来た七面鳥)

そして12月に入るとまずはJewish(ユダヤ教)の宮清めのお祭りHanukkah(ハヌカー)が始まります。ユダヤ歴の第9月の25日からお祝いするこのお祭りは8日間続きます。ユダヤ教を信仰する子供達にとっては、クリスマスの様にプレゼントがもらえる楽しい行事です。オリーブの収穫後のお祝いである為、油を使った料理が必ず作られます。最終日に「ドーナッツを食べたよ~!」と私の生徒の一人も嬉しそうに教えてくれました。

Hanukkahが終わると次はクリスマス。アメリカの家庭では本物のもみの木を飾り、デコレーションをするのが一般的。この時期になると路上にクリスマスツリーを販売するお店が顔を出します。


↑ 昨年のクリスマスツリー店の様子

また「人種のるつぼ」とも呼ばれる大都市ニューヨークでは、
キリスト教、ユダヤ教、イスラム教、ヒンドゥー教、仏教、無宗教など、
それぞれの信仰も異なります。

日本ではクリスマスに「メリー・クリスマス」と声を掛け合いますが、
全ての人がクリスマスを祝う訳ではないのも
それぞれの宗教・文化の違いです。

代わりによく使われるのが
"Happy Holidays!!"「ハッピー・ホリデー!」

まずはちょっと前ですが、マンハッタン中心街のBryant Park(ブライアント パーク)に足を運びました。毎年恒例のスケートリンクもオープンしており、規模は小さいですがクリスマスマーケットも開催されていました。スケートリンクから見えるEmpire State Building(エンパイアステートビル)は綺麗なクリスマス色になっていました。

↑ Bryant Parkのスケートリンク と Empire State Building

↑ クリスマスマーケットで見かけた可愛いバレリーナのオーナメント

クリスマスマーケットではイタリアンカフェを発見。大好きなイタリアンドーナッツ、ボンボローネを見つけました。揚げたてで、ふわふわの食感は最高。中身はリコッタクリームとヌテラチョコレートの2種類でした。


そして昨年完成したHudson Yards(ハドソン・ヤード)にあるVessel(バッセル)を見に行きました。マンハッタン最大の再開発プロジェクトで建築された、階段と踊り場だけで出来た8階建て、総段数250,080もの展望台があるアート建築。上海万博の英国パビリオンやロンドン五輪の聖火台などでも注目を集めた、イギリスのデザイナー Thomas Heatherwick(トーマス・ヘザウィック)氏によって設計、デザインされました。200万個のイルミネーションと共に、周辺はホリデーシーズン一色に飾られていました。

↑ Vesselとイルミネーション

↑ Hudson Yardsのショッピングモール内のデコレーション

天井から風船で吊るされ宙に浮くクリスマスツリーもとても幻想的でした!

↓ カラフルに色が変わる気球のデコレーション


マンハッタンからの帰り道。
お互いに移民であり、国際結婚同士の友人夫婦との会話は、

現在のワクチンの状況と今後の行方。
そして海外に住む家族に緊急事態が発生した時にどうやって対応するか。

そんな話でもちきりでした。今年は海外生活の中で、日本のCovid-19や大統領選の報道に特に温度差を感じた年でもありました。まだ世界情勢が落ち着きませんが、来年は少しずつワクチン普及、普及と共に出てくる問題、留学生渡航状況、ビザの更新などについても現地から状況をお伝えしていきたいと思います。

最後はHudson Yardsのイルミネーションと共に。

今年も1年、どうもありがとうございました。

2021年が皆様にとって、世界中の人々にとって、
より安全で健康な1年になりますように!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?