見出し画像

お金持ちの思考 #8

〜自己紹介〜
お金持ちN。金融資産2億円以上。成功を願う2人の弟子を持つ。人生にとって本当の幸せとは何か、成功とは何か、どうすれば成功者になれるのか情報発信をしている。今回は思いっきり何かに打ち込んでみよう。という話をしていく。私には2人の弟子がいて、彼らに課題を与えたり指導を行なっている。今回は彼らに教えたいことを記事にしている。

私を含めて、私の知る成功者たちは、ほぼ例外なく何かに打ち込んだ経験がある。私もどん底を抜け出して今の地位を獲得するまでには、一時的ではあるが1つのことに徹底的に打ち込んだ。

私の弟子の1人には日々の支出を1円単位で全て報告するように指導をしている。彼はお金を貯める段階にあるため、緊張感を持って日々の支出管理をしてほしいという理由からだ。支出の報告を受けている時に、お中元を送ったという出費の報告がなかったことから、「お中元は送ったのか」と尋ねてみた。というのも、日頃からお中元やお歳暮だけではなく、お世話になっている人たちにはしっかりとお返しをしようと伝えているからだ。
すると、数日後に4件分のお中元の購入する予定であることと、翌日に3件発送するという内容の返信が届いた。普通の人であればそれで十分だと思う。しかし、彼は私のような成功者になりたいと望んでいる。そうであれば、たったの7件で満足してはいけない。

私も師匠に出会うまではお中元を1回も贈ったことがなかった。しかし、師匠にそこを指摘され「今の自分がいるのは誰のお陰か考えなさい。そしてお中元とお歳暮、年に2回くらいはその感謝を行動で示しなさい」と教えられた。私はその年から初めてお中元とお歳暮を贈り始めたのだが、初年度から60件の相手にお中元を贈った。見返りを求めてはいけないが、やはりそのお中元やお歳暮がきっかけとして、大きな仕事につながったこともあるし、何か困った時には相談できる関係を続けることができている。

私の弟子は理解力に優れており、行動力も私と同等かそれ以上なので、軽く指摘しただけでも、全てを理解してくれた。こんなに感謝すべき相手がいることを指摘されるまで気づけなかったと反省している。
どんな商売や仕事においても一番大事なことは”信用”である。お世話した人がいつまで経ってもその恩を忘れずに、決して高級品じゃなくても感謝の印としてお中元を届けてくれれば、やはり嬉しいものだし、律儀な人間だと思わずにいられないだろう。

他にも、もう一人の弟子には最初に毎日欠かさずに読書をするようにという課題を出した。これは私が師匠から与えられて、最も効果があったと今でも思っている課題だからだ。しかし、報告を聞いても私は楽しくなかった。つまり、報告している本人も楽しくなかったであろうと思われる。毎日10〜30ページくらいを読んだという報告で、しっかりと継続はしてくれていたが、1週間休んでも良いと伝えるとその1週間は本を一切読んでいなかった。やはり、読書という課題が苦痛だったのだろう。このままでは意味がないと考え、現在は他の課題をやってもらっている。
それも、一般の人であれば十分だといえる。月に2冊本を読む人は少ないし、毎日欠かさずにページを開くという人はもっと少ない。しかし、彼も成功を望んでいるのだからそれではいけないことはわかるはずだ。
なぜ、彼が本を読むことが苦痛であり続けたのか。それもきっと打ち込まなかったからだ。

成功するというのは意外と簡単で、何かに徹底的に打ち込むことさえできれば可能である。勉強や仕事に打ち込むということをイメージするかもしれないが、それだけではなく読書やゲームですら尋常ではないほどに打ち込めば、それで成功することさえできる時代だ。
私が徹底的に打ち込んだのは、貯金と研究だった。この記事を読んでいる人がわかりやすいように貯金で話を進めて行く。貯金に関しては、かなり徹底して打ち込んだ。住んでいる地域で最も安い家賃の家に住み続けたし、食費も徹底的に削減した。家賃や光熱費など絶対にかかってくる必要経費以外では1円も使わずに3ヶ月を過ごしたことすらある。
そのおかげで、収入から考えて他人が想像できないほど短期的に1,000万円を貯めることができたし、そこから5,000万円、1億円と凄まじいスピードで貯金をすることができた。だからこそ今では好きな仕事だけを選んで生活することができている。
しかし、成功しない人間というのは、この”打ち込む”ということができない。なんとなく節約をして、人よりも少しだけ多い貯金を残す。そうなると、いつまで経っても節約をし続けなければならないし、努力をずっと続けていかなければならない。しかし、私のように徹底的に、人が想像する以上に打ち込むことができれば、すぐにある程度のところに到達することができる。なぜならば、ほとんどの人は努力はしても、ある程度のところで満足するからだ。特に現代の人間は楽しみや欲求に溢れており、努力をあまりしない。徹底的に集中すれば、人よりも抜きん出ることは本当に容易い。

私の弟子の例で言うと、お中元、お歳暮を他人が造像するレベルを遥かに超越する件数送ることができれば、きっとそれだけでも成功はものすごく近くなる。ちょっとした親切を絶対に忘れずに、必ず毎年、感謝の気持ちを伝えてくれる人がいたとすれば、あなたはきっとその人のことを好きになるはずだ。あなたのことを好きでいてくれる人が500人、1,000人いるならば成功しない方が難しいと容易に想像できるのではないだろうか。

また、読書の課題に関しても同じだ。私は師匠から読書の課題を与えられた時に、1日1〜2冊必ず読んでいた。仕事が休みの日は4冊読んだこともある。それだけの本を読もうと思えば、毎日6時間以上は確保しなければならないため、仕事以外の時間はほぼ読書にあてた。そうすると、本を読むことが全く苦痛ではなくなるし、他人から見れば速読だと思えるほどに早く読めるようになる。また、職場でも膨大な資料を一瞬で読むことができるようになり、誤字脱字も感覚的に分かるようになった。この読書の経験は今でも私の血肉となって活かされている。
だが、弟子は毎日10〜30ページしか読まないので、いつまで経っても読書に対する免疫がつかないし、本を読む力が養われるのに時間がかかりすぎる。私の弟子に限らず、努力はするけども、その努力の量が一般人並みという人が多すぎる。だから大成しないし、いつまで経っても努力を続けなければならない。

ここで、もう一度初心に返って考えてほしい。
成功するのは簡単だ。だけど、当たり前のことを当たり前にしているだけでは絶対に成功はできない。人生の一時期だけでもいい、日本一と言えるほどに1つのことに打ち込んでみれば、成功はあっという間に手に入る。辛いのはその時期だけだ、そして、その辛ささえもすぐに快感に変わる。

世間の誰かの想像さえも超えるほどに、そして私の想像すらも超えるほどに”本気”で取り組んでみてほしい。一生、小さな努力を続けるよりも圧倒的に楽だと私は思っている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?