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#14 自信を持て

自信がない男が多すぎる。人前で堂々と話せなかったり、少しでも権力を持っていそうな人の前ではモジモジしたりする。女性の前でうまく話せないという人も多い。自分が女性の立場だったら、そんな男についていきたいと思うか?そんな男に抱かれたいと思うか。思うはずがない。上司の立場だったら、そんな男に仕事を任せたいと思うか?思うはずがない。そんなことは誰だってわかるはずだ。

自信がない男は信用を得ることができない。自分に置き替えて考えてみて欲しい。例えば、服を買いに行ったとする。店員に「赤と青、どっちの服が良いか迷っています」と質問したとする。その時に「どっちでもお似合いですよ。赤でも青でも他の服に合わせやすいですよ。」と言われるよりも「間違いなく青です。お客様には赤よりも青が合います。青の方が他の服との合わせる時に困りませんよ。絶対青です。」と答えられた方が、その店員に好意を持つはずだ。

「お金持ちになれば、地位を得れば自信なんて勝手に手に入るよ」と思っているかもしれない。それが大きな間違いだ。そもそも自信がなければお金持ちにもなれないし、地位を得ることもできない。考え方が逆だ。

ほとんどの男たちはそうやって、なんでも先延ばしにする。お金が貯まったらこうしよう、知識が貯まったらこうしよう、技術が身に付いたらこうしよう。というように先延ばしにするが、そのいつかはやってこない。
私の弟子で自分のビジネスとしてカメラマンとして活躍しているTさんがいる。彼は、カメラマンとしてプロの技術が身につくのを待ってから行動していたわけではない。とにかくプロの世界に飛び込んだ。もちろん、怖かっただろうし、色々な指導も受けただろう。しかし、「いつかはプロのカメラマンになる」という先延ばしをしている男よりもはるかに先にスタートした。Tさんは怖かったのになぜプロの世界に飛び込むことができたのか、それは自信があったからだ。「プロの世界に入ればなんとかなる」「とにかくやってみるか」そんな気持ちで飛び込んだのだろう。自信が先にあって、結果は後でついてくる。その結果はさらに自分自身の自信を伸ばしてくれる。

だから、あなたが今この瞬間にチビで、ブサイクで、デブで、ハゲで、年収が低くて、地位もないそんな環境に置かれていて、そこから抜け出せないのは自信を持とうとしないからだ。私も平均身長からすれば身長は低い、それでも堂々としていれば格好良く見える。
例えばハゲている人でも、サイドの髪を長く伸ばして隠している人がいる。彼らがなぜ格好悪いかというと、髪が薄いということを恥ずかしいと思っているからだ。逆に、ハゲていても堂々と髪の毛を剃り、もしくは短髪にして堂々をしていると全く格好悪くない。
デブでも、自分の体型を隠すようなブカブカのシルエットの服を着たりする。それは格好悪い。「デブだから何?」というくらい堂々としていれば、それはそれでカッコよく見えるものだ。自分のデブをネタにして笑いをとったり、自虐のジョークで自分をいじる。だから格好悪い。
年収が低くても、堂々としていれば必ず年収は上がっていく。「学歴なし、だから何?」くらいに堂々とするのだ。

そう言っても、実際にはデブだったりすると自信を持つのは難しい。デブでも年収が高ければ自信を持つのは簡単だ。しかし、デブ、年収低いとなると「自信を持て」と言っても相当難易度は高いだろう。だから、自信を持てるような行動をするべきなのだ。デブがコンプレックスなら、痩せるなり筋トレをするなりすれば解決する。もちろん、低身長だったり、歯並びが悪いことや、顔が整っていないことを解決することはできない。しかし、そこ以外のところで自信は補えるのだ。「顔が整っていない?だから何?俺は年収高いけど?」というように自分に自信が持てる部分があれば、他に自信がなくても堂々とできる。

そして、自信を持つことは非常に簡単だ。だって、他の男たちのほとんどが努力をしていないから。
他の男たちが家に帰ってTikTokを見たり、お酒を飲んで馬鹿騒ぎをしている隙に読書の1つでもすればいいし、筋肉を鍛えればいい。自分の仕事に必要な資格を取得するのに時間を使えばいい。それが辛い?ならば、今以上の生活を望まないことだ。適当に生きてても生きていけるだけの給料はもらえる。人生のあらゆるところで我慢をして生きていけばいい。辛いことに我慢して、あらゆる欲求を跳ね除けて努力をしているから自分で自分を信じられるようになる。自信が持てる。

良い服を着て、良い車に乗れば自信がつく?とんでもない。そんなことは絶対にない。試しに20万円のスーツを買ってみるといい。その時の高揚感や自信などあっという間に吹き飛ぶ。5万円のスーツでもセンタープレスをきっちりとしたズボンを穿く、シワのないシャツを着る。体のサイズに合ったシルエットで着こなすことができれば20万円だろうが、5万円だろうがほとんど変わりはない。そもそも、他人はあなたがいくらのスーツを着ているかには全く興味がない。それよりも、清潔感があるか、スーツを正しく着ているかどうかの方が重要だ。

だから、自信を金で買おうと思っても無駄だ。それよりも、現状でいかに自信を持つ行動を取れるかが大事になってくる。

では、どのようにして自信を育てていくのか説明をしていく。

まずは、自信があるように振る舞おうと気をつけることからスタートする。
声が震えていないか、小さな声になっていないか、声がうわずっていないか。最初から上手くはいかない。しかし、気をつけるだけで随分と変わってくる。挨拶をするか迷う時に、勇気を出してこちらから挨拶をする。背筋を伸ばして歩く。無駄にペコペコしない。そんなところを気をつけることからがスタートになる。

次の記事では他人との付き合い方でどうやって自信を保つかについて解説をする。


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