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18 働き方改革〜マインドセット〜

前回に引き続き、今回も教師の働き方改革です。
働き方改革が、教師自身のライフ・ワークバランスをより良いものにしたり、教師の魅力アップによって人手不足を解消したりすることにとどまらず、教師の本分である、授業をより良くするためにあると考えたいと思います。

"それはそれ"と別物に考えていたわたしが、どうしてつなげて考えるようになったかというと、個人的な事情が関係してきます。
個人的な事情が、果たして汎用性のあるものになるのかと疑問に思う方もいるかもしれませんが、わたしの答えは「YES」です。

多かれ少なかれ、教師だって人間。個人的な事情をたくさん抱えています。
わたしの場合は、ふつうに健康体だったのが、40代に突入したいま婦人科的な不調や精神的な波が巻き起こっています。単純に疲れやすいし、崩しやすい。
また、子育てや家事との両立など、悩みは尽きません。

自分のマイナスの変化とは逆に責任と仕事量は増えていくことに、一抹の不安を感じた一学期。

世間で言われているようなブラックで良いわけないけど、「学校はオワコン」って言われちゃっても「違う」とは大きな声で言えない現状。
逆に、働き方改革って早く帰ればいいって話なのー?って疑問に思う部分もあってなんだかモヤモヤしていました。ただ、早く帰るのは悪いことではないとは思ってはいましたが。

そして、夏休みの間、自分と生活、仕事について見つめ直し、様々な記事や書籍を読み、考えて実行にうつす手前まできました。今回は、早く帰れないマインドセットをどう変えていくかについて書こうと思います。

〈今まで〉の働き方と、〈これから〉の働き方をまとめてみます。

〈今まで〉
・遅くまで残って仕事をする
・時間外、休日でも子どもや保護者の要望に答える
・子どもをコントロールできる先生が力ある先生
・とにかく完璧に、前もってできることをやる

でも、その〈裏側〉には犠牲にしているものがあると思うのです。
・遅くまで残って仕事をする
→裏:自分の家庭や時間を犠牲にしている。ちょっと自己犠牲の精神で自分に酔ってる感アリ
・時間外、休日でも子どもや保護者の要望に答える
→裏:周りからの評価を気にしている。でも、他の先生が同じようにできないかもしれない。それは持続可能ではない働き方。
・子どもをコントロールできる先生が力ある先生
→裏:実は我慢している子どもと親がいる。本当の意味で子どもには力がついていない。伸びているのは従う力、空気を読む力だったりする。
・とにかく完璧に、前もってできることをやる
→裏:そもそも無理。キリがない。だから、やっぱり自己満足。完璧じゃないところに価値があるはず。

その上で〈これから〉は
・原則は勤務時間で終わるようにする。
ただし、これは目的でなく結果の一部で、時には(行事前とか、研究授業前、ここぞってとき)遅くなってもいいんじゃない?
・時間外には仕事しない。
必要あるならば、その分の給料が支払われるべき。
・子どもはコントロールしない(できない)。そんなつまらない授業はやらない。
・準備はある程度するけど、完璧をもとめない。
大人も子供と同様、トライ&エラーでいく。ただし、一緒に働く教師同士の連携・信頼関係のための準備や打ち合わせは必要。教師も失敗しよう!!っていうこと。

こんな感じの考え方で、教育委員会からのいろいろな報告や調査、各所から「配ってー」って大量にくる配布物がなくなり、様々なクレーム対応を学校外で行ってくれたら、きっと先生たちは早く帰れます。あとは無理かもだけど、指導要領の内容が減って、標準時数が削減されたらかなり変わるでしょう。
それでも帰らない人は、仕事を遅くまでやっている自分に酔っていて、ワーク=ライフなのでしょう。

話がそれました。

教師という、真面目で不安を持ちやすい生き物は、とにかくたくさん働くことでその存在意義を高めていったかのように思います。
だから、それを不真面目に、ちょっとくらい失敗オッケーにしたら、たくさん時間をさかずともコスパよく働けるのではないかと考えました。

これは、子どもが主役になる授業にも通ずる考えだと思います。

わたくし、わいこは
二匹のサケに続く、サケにはなれないけどコイキングあたりになれるように二学期がんばろうかなーと考え中です。
※コイキングは、水タイプのさかなポケモンです!

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます!感謝!!