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家系図が僕を家族の旅に連れ出した-1

こんにちは。
今回は旅は旅でも「家族の旅」の話をしたいと思ってnoteを広げました。
皆さんは「家系図」作ったことありますか?そう、あの名前が棒で脈々と繋がってるやつです。

結論から言ってしまえば、家系図を作って本当に良かった。まるで小説でも読むように、色々な歴史がそこに詰まっていて、その未来に自分がいるということを考えるとなんとも言えない気持ちになります。そして作りながら家族が少しずつ集まってくる感じがするのもとても好きでした。

何か情報を集めたらパッと出来上がるものではないので、ある程度の時間と忍耐は必要かもしれません。ただ、それだけの価値があると思っています。

家系図に興味なんてなかった

家系図が何かを知りながらもちっとも興味がなかった僕。けど6年ほど前に友人から「家系図作ろうと思うんですよねー」って話をされたのをきっかけに興味を持ちました。

何をしたら良いかわからないので、とりあえずググってみると、WEBサイトはヒットするけど情報がまとまってない。こういう時はやっぱり本が便利と、1冊家系図の作り方の本を買ってみました。一番簡単なやつ。

ここで紹介している本は、僕が購入した本の改訂版のようですね。内容はほぼ同じだと思います。

本をサラッと読んでわかったことは、家系図を作るには戸籍を取り寄せる必要があること。それには直接役場に足を運ぶか、郵送でやり取りをする必要があること。

当時東京に住んでいた僕には、地元の役所とやり取りをするのはハードルが高いと感じられ、急ぎ対応することでもないだろうとこの件は一旦本棚へしまい込まれました。


地元からの就業

そこから2年の時が経ちます。
2020年、コロナウイルスによるパンデミック。
仕事はリモートワークになり、働く場所を選ぶ必要がなくなりました。

紆余曲折あり実家から働くことを選択した僕に、再び先ほどの家系図の本が目に止まりました。「今なら作れるかもしれない」。

当時祖父・祖母共に健在だったものの、体調の崩れが目立っていました。家を離れてから久しぶりに実家で過ごす僕にとって、元気だった2人が目の前で少しずつ衰弱していく様子を見ることはショックでした。

家系図を教えてくれた友人からも「何かある前に作っておくといいかもしれないね」と背中を押され、2021年にやっと重い腰を上げて町役場へ向かう僕がいました。

つづく。


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