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バーゴ ファイヤーボックスグリル チタン インプレ


バーゴファイヤーボックスグリルチタンのインプレです

サイズ/L205×W205×H80mm 重量/チタン:164g
折りたたむと金網を二つ折りにしたサイズの板状になり、重量、サイズとも登山のザックに入れて持ち歩くのに苦はありません
先日、実際山にも持っていき問題なく使用できました

薄く歪みやすい構造なので安定感はいまいち、薪をくべるとその重量で少し安定します
俺的にはこの軽さを出せるなら、そんな細かいことはあまり気にしません

このインプレは山の時のではなく、後日自宅敷地内でのテストによるものです
よってカーボンフエルトはひいていませんが山では持っていきました

風速1m(推測)、気温12度、水温12度(推測)、水500ml
沸騰までの時間は13分

もちろんこれは薪のサイズ、乾燥状況、くべ方により大きく変化するでしょう
ですが、エスビットの14gと同等のタイムそれも気温12度を考えるとかなり優秀な気がします

薪をくべて火の大きさを調整しながらの湯沸かしは神経を使います
しかしそれはデメリットでもあり、焚き火自体の行為を楽しむメリットでもあります


グリルの器自体は小さいのでその中だけで薪を完結させるとすぐに火は小さくなってしまいます
コツは、網に刺すことのように思います
中のほうが燃えてしまったら残りの燃えていない部分も押し込む、これの繰り返しが高火力を維持する秘訣かもしれません


ほぼ燃え尽きてきた状態
下に思ったほど炭が落ちていないのがわかると思います
網と同サイズぐらいのカーボンフエルトをひいておけば何も問題がないでしょう

沸騰までのタイムを13分と書きましたが、一番厄介なのは使い終わった炭の処分です
火の処分のための水も必要(先日の山では雪を使いました)ですし、炭を土に埋める(冬は凍っていて穴を掘れない)にしろ、持ち帰るにしろ、なかなか面倒くさいことになります

風が強いときも使用しないほうがいいでしょう
そんなときのために風防付きエスビットも持っていきました

雪のある山でこれを使った理由は、暖を取りながら食事ができると思ったからです
結果、この程度の火では暖は取れないことがわかりました
多少暖かくはあります

まとめ
湯沸かしに時間がかかるとのと、思いのほか暖は取れないので、このグリルの出番は冬以外となるでしょう
これを使う一番のメリットは、とにかく楽しい!これにつきます
ゆっくりとした夜と、人がいない場所ならば、必ず持っていこうと思わせる焚き火台です


おまけ
クッカーはススで全面真っ黒になります
それを落とそうとしている図
写真はクエン酸を入れ煮ているところ、この後スポンジでこするも簡単に落ちるとはいえない頑固さ
その後、重曹をお湯に溶かし磨いてみたところ、こちらのほうがよく落ちる気がしました
どちらを使うにせよ、金属との相性もあるかもしれないので、そこはよく調べてから作業するのがいいと思います

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