受験と私#1
こんにちは👋N.です。
私はいつも周りの“空気を読んで”行動していた。
その方が楽だったし、考えなくても道は続いていたしね。とにかく人生の節目に、自分で悩み考えて行動したことはほとんどない。
「音大を受験したい」と言ったのも、母や先生たちの空気がそうなっていたから。
私の「音大を受験したい」発言には、大きな効力があった。
「そうか!よしっ💪💨」
と、周りの大人たちは私のために一生懸命になってくれた。
『音大受験』を決めたときから、レッスンは変わっていった。
受験科目は、
【実技:ピアノ】“課題曲2曲と自由曲1曲”の計3曲。
【実技:声楽】ピアノ科でも必須科目。課題曲の他に〈初見〉がある。
・初見とは初めて見た楽譜を瞬時に歌うこと。又は演奏すること。
【普通科目】国語 英語
【楽典】音楽を学ぶために必要最低限の知識。
【聴音】試験校の先生が弾く、12小節~16小節のメロディーや和音を聴きとり、楽譜に正しく書くこと。
ざっとこれらが必須とされていた。
そのためにレッスンはピアノだけではなく、それぞれの科目も学んで行かなければならずに多岐に渡る。
音大受験は、“私が何となく決めていい所ではない!”ってことを、これから何度も思い知らされることになる。
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