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小さな子どもの大きな野望#2

 こんにちは👋N.です。


 バレエ教室(支部)に通うことはすっかり慣れた。


 あとは“本部”までの行き方を覚える必要があった。
 でもバス番号は変わらななかったので、(時間は倍かかかったが…)降りるバス停だけを覚えれば行けることがわかった。

 練習着を持って、バス代は首から下げる。バス番号は変わらない。
 降りるバス停と母の職場の電話番号が書かれた地図も、しっかり握りしめた。


「よし!出発しよう❗」


 順調にバスに乗って一時間。
 バス停からは10分くらい歩く。これも練習済み。


  無事に本部に到着。

 
 何だか大きなことを成し遂げたようで、嬉しかった。
 バレエの先生や両親もいっぱい誉めてくれた。
 

 バスにも慣れてきた頃、帰りもバスで帰ることが何度かあった。


 その日も、いつも通りバスで帰っていた。

 
 バスの窓からの景色を見ていて、ふと気付いたことがあった。

 “ココは右。次の信号は、 
 まっすぐそのまま行く”

 
 「あ、覚えてる。」

 
 
 そんな時、練習が予定より早く終わった。
 その日もバスで帰る予定になっていた。

 
 

 そこで私は閃いた✨


 「そうだ!」

 「歩いて帰ろう❗」

 
 大丈夫!だって帰る道は覚えているもん。
 よしっ😤😤

  “歩こう!歩こう!”
   “私は4歳~♪”


 

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