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《ギャグ小説》神の沈黙
神の沈黙
西暦20××
日本にも、神さえ凌駕する言われる走り屋がいた。
その名は、サイゴウ吉之助。
彼の先祖代々、バイクでぶっ飛びでモノを日本、いや、世界をブイブイ言わせてきた。
そのサイゴウ吉之助は、常に金と女が傍にあった。あと、最狂バイク。
だがしかし、彼は、この人生に不満があった。
「わいどんは、バイクで海を渡り、バイクで山を登り、バイクで川を下り、バイクで森を疾走する鉄壁バイクヤローになるぜ」
そう、昔の友人に語ったが、彼のその後は、悲惨なモノだった。クレジットでバイクを買ったはいいが、金が底を尽きて、闇金にまで手を染め、日本の狂悪犯罪者サイゴウ吉之助、見つけたら銃で撃ち殺せ、彼の首にかけてあるのは、10兆円、強豪よ、彼を狩れ。
とまで、名が知れたったのである。
「神は許しても、世間様が許してはくれないらしい」
と、吉之助は富士の樹海で、同じような狂悪バイクヤローと話している。
ご老体が、手を上げる。
「もはや、ここまでじゃ、わしらはここでゾンビになるじゃ」
ふと、サイゴウは、悩み考え抜き、行き着いた答えを提示する
。
「なら、くたばっちまう前に、この富士山を爆発させねぇか? 核爆弾作れる人挙手!!」
すぐさま、手を挙げたのは15歳くらい少年だった。
「設置型の核爆弾なら、ここにある」
その少年は近くの地面を掘ったら、半径1メートルはある爆弾がそこにはあった。
おお!!と、ギャラリーが騒ぎ立てる。
「でせかしたぞ、少年!! わいどんたちで日本の神ともいわれる富士山をぶっ壊しちまおうぜ☆」
「ならば、皆様を僕のラボに案内しよう、つか、そこどけ、ジジィ」
少年はジイさんに蹴りを入れる。
まるで、子供は上から目線で、周りをゴミのように扱う。
1メートルほどに地面に怪しげな取っ手かあるのをサイゴウは気づく。
少年は取っ手を掴み、開けると地下室があった。
少年は言う。
「今から、ここで着火剤を持ってくる。誰も入るなよ」
と、警告したにも関わらず、全員で押しかけ、皆様方はぼぼ入ってた。
ところが、事態は思わぬ方向に捩れる。
「おお、なんだ、このバイク、カッケ―」
サイゴウはキーがついていたので、エンジンを入れる。
「おい、てめー、何にしやがる!!」
少年は激怒するが遅かった。
少年のバイクにはトリックがあった。
【設置型バイク王、神様ぶっ壊し号】
そのバイクは自らの体を代償にも核爆弾よりも1000倍強力なブラックホール爆弾だ。
富士山、いや、日本、いや、世界、いや、地球、いや、全ての宇宙の銀河をぶっ壊すもっとも恐ろしい最狂兵器だった。
「眩しい光でどっかーん♪どっこんどっこんばこーん」
とエンジンを吹かしながら歌っていたら、バイクから煙が出て、それは爆発。
地球はおろか、月は当然、太陽も、大宇宙の銀河をぶっ壊した。
【神の沈黙、チーン】
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かなり昔に書いたギャグ小説です。
もはや訳が分からないギャグです(笑
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