フクちゃんがいなくなって、コハクは、またわがまま放題になった。ちょっと寂しそうにしていたのは、少しの間だけで、また噛み癖や引っ掻き癖が目立ち始め、私たちに対して…
3ヶ月も寝たきりの動物の世話をするのは大変だと思われるかも知れないが、フクちゃんは小さくて、寝たきりでも全然大変ではなかった。これが大型犬や人間だと、介護が大変…
FIPという病気は、1歳未満の子猫で発症することが多く、ウェット型とドライ型があり、ウェット型は腹水や胸水がたまる症状で、ドライ型は、神経に影響を与えるので、目が見…
コハクは、兄弟がいなかったせいか、猫や人とのコミュニケーションが苦手で、甘えたりすることを知らない猫だった。だいぶ丸くなってきたとはいえ、やはり猫語を喋る友達が…
私たちとコハクの共同生活はこうして始まった。保護施設で会った時とは別猫みたいにおとなしいなと思っていたのだが、それは、最初の2日ほどで、私たちを観察していただけ…
いつも仕事から帰ってくると、いつもにゃーちが「にゃー」といって嬉しそうに走ってきた。にゃーちが亡くなってからも、ガレージから出て、家の方を見ると誰も走ってこない…
実は、私は、ずっと猫が苦手であった。何が苦手かというと、あの眼がものすごく苦手で、「猫=怖い」印象しかなかった。それが、今や猫のためにせっせと働いて、高いキャッ…
はじめまして。今日も服に猫の毛です。 クスッと笑ってしまった貴方は間違いなく、猫と暮らしている、もしくは猫と暮らした経験のある人でしょう。 私は、保護猫4匹と暮…
今日も服に猫の毛
2024年6月29日 14:03
フクちゃんがいなくなって、コハクは、またわがまま放題になった。ちょっと寂しそうにしていたのは、少しの間だけで、また噛み癖や引っ掻き癖が目立ち始め、私たちに対しても反抗的な態度をとるようになった。とはいえ、私たちも慣れたもので、わざと強気にでると、コハクは、元来の性格が臆病で怖がりなので、「ヒーン」という情けない声を出す。色々あったけれども、この世話の焼けるコハクだけでいいのかもしれないなと思い
2024年6月23日 10:56
3ヶ月も寝たきりの動物の世話をするのは大変だと思われるかも知れないが、フクちゃんは小さくて、寝たきりでも全然大変ではなかった。これが大型犬や人間だと、介護が大変なんだろうなあとぼんやり思った。普通のベッドだと体が痛いと思い、人間用のフワフワしたクッションをベッドにして毎日大人しくしていた。こんな時でもフクちゃんはフクちゃんで、お利口さんだった。困らせるようなことはほとんどなく、もっと甘えればいいの
2024年6月15日 08:41
FIPという病気は、1歳未満の子猫で発症することが多く、ウェット型とドライ型があり、ウェット型は腹水や胸水がたまる症状で、ドライ型は、神経に影響を与えるので、目が見えなくなったりする。どちらも致死率100%で、その当時は、発症すると助からない病気だった(今は高額だが一応治療薬もある。しかし、100%治るというわけではないらしい)。フクちゃんは、ドライ型だった。最初は、トイレをする時に、鳴くよう
2024年6月9日 12:42
コハクは、兄弟がいなかったせいか、猫や人とのコミュニケーションが苦手で、甘えたりすることを知らない猫だった。だいぶ丸くなってきたとはいえ、やはり猫語を喋る友達が必要だろうと同じ施設から当時3ヶ月のフクちゃんを迎えた。3代目保護猫フクちゃん(オス・保護施設出身・享年8ヶ月)ちなみになぜかフクちゃんだけは、「フク」とは呼んだことがないので、「フクちゃん」と記すことにする。この名前は、義父がつけ
2024年6月2日 12:38
私たちとコハクの共同生活はこうして始まった。保護施設で会った時とは別猫みたいにおとなしいなと思っていたのだが、それは、最初の2日ほどで、私たちを観察していただけだったようだ。3日目からコハクはなぜか豹変し、私たちに飛びかかってくるようになった。最初は、遊びが足りていなくてストレスかなと思い、家にいる時はできるだけおもちゃで遊ぶようにしていたのだが、一瞬でもおもちゃを動かす手を止めたりするような
2024年5月25日 16:28
いつも仕事から帰ってくると、いつもにゃーちが「にゃー」といって嬉しそうに走ってきた。にゃーちが亡くなってからも、ガレージから出て、家の方を見ると誰も走ってこない。やっと「ああそうだ、にゃーちはもういないんだ」と思う日が続いた。自分の頭の中には、以前と変わらずにゃーちはそこにいるのに、それは、過ぎ去った記憶でしかなかった。死んでしまった猫のことを悲しんでいると、その猫も成仏できないと何かで読んだ
2024年5月18日 13:22
実は、私は、ずっと猫が苦手であった。何が苦手かというと、あの眼がものすごく苦手で、「猫=怖い」印象しかなかった。それが、今や猫のためにせっせと働いて、高いキャットフードを買っているのだから人生というのは不思議なものだ。まず、紹介がてら、時系列で我が家の猫たちの話をしていこうと思う。初めての猫、にゃーち (オス・享年5才)私は、生まれも育ちも大阪で、家が商売をしていたので、子供の頃からほ
2024年5月15日 15:53
はじめまして。今日も服に猫の毛です。クスッと笑ってしまった貴方は間違いなく、猫と暮らしている、もしくは猫と暮らした経験のある人でしょう。私は、保護猫4匹と暮らしています。その内、1匹はTNRをした猫で、外で暮らしています。それぞれの猫にドラマがあります。それらを忘れてしまうのはもったいない、そういう気持ちになり、書きはじめました。とはいえ、一番年上の猫は、9歳。お迎えした頃の強烈な思い