見出し画像

ちみちゃんと数字

はじまりはたぶん、家のマンションのエレベーターのボタン。
お外は「1」、おうちは「7」。押したくておぼえたんだと思う。
そしてノンタンのブランコの絵本。ノンタンたちが10まで数えてブランコに乗る順番をかわる。

そのあたりから数字に興味を持ち始めたちみすけは、数字を数えるのが好きだ。
数える、といっても目の前のものの数を正しく認識できているかは怪しい。
とりあえず順番に唱えあげている。

唱えるだけならけっこう進んできて、おうちのマンションのエレベーターのボタン「19」までが言えるようになり、
その次は〜?というので「にじゅう」を教えるとそこまで言えるようになった。
ちみ父はちみからの要求「本をよんで」「プラレールして」などに対して「ちょっと待って」を発動したいときよく「20数えてて」といって時間をかせいでいる。

「にじゅう」の先を教えてみたら、「21」〜「29」まではわりとすんなり入ったようだ。「お、しくみを理解したか?やはりこいつ天才か?」といつもながら親バカ夫婦は長男を誉めそやしたが、
29の次が難しいようだ。
ちみすけが数えるのを聞いていると、
「にじゅうはち、にじゅうきゅう、にじゅうじゅう、さんじゅう!、さんじゅういち、、、」

「にじゅうじゅう」

気持ちはわかる。

「さんじゅうきゅう」の次も「さんじゅうじゅう」「よんじゅうきゅう」の次も「よんじゅうじゅう」が入ってくる。
ただ「じゅうじゅう」とは言わないので、「じゅうきゅう」の次は「にじゅう」だけすんなりと受け入れられたことがむしろ不思議である。

まぁそんな感じで数字を唱えるのが好きなみちすけ。
会話の中に数字を聞きつけると、なぜかひとつ増やしてくる。

ごはんのとき
母「あと2口くらいで完食だよー、がんばれー!」
ちみ「あと、さんくち!」

お風呂の前
父「今日のちみちゃんの体重は10.8!」
ちみ「じゅってんきゅう!」

父と母の会話
父「きーちゃんのミルクいくつだっけ?」
母「40〜」
ちみ「よんじゅういち!」

と言う具合。

そんなある日、
連泊の仕事から久しぶりに帰ってきた父との会話。
父「ただいま〜!パパ、参上!!」
ちみ「よんじょう!」

うん、気持ちはわかる。

ちなみに、目の前にあるものがいくつかを数えるのはまだ正確性にかけます。
4か5くらいまではいけるけど、そのあと数を唱える口と指さす手のテンポが合わずよくわからないことに笑
でもお気に入りの新幹線カードは、20枚あるというのがインプットされているからか、途中ぐじゃぐじゃになっても最後は元気よく「20!」と辻褄を合わせてくるのがおもしろいです。

そんなちみすけのごはん
・焼き肉(肉、茄子、ピーマン、にんじん)
・味噌汁(キャベツ、にんじん、じゃがいも、豆腐)
・アンパンマンパンプキンポテト

アンパンマンパンプキンから始まり、お味噌汁の器を外に出して無かったことにして、ピーマンは母にくれつつ、せってと食べて、ぴっかりーん!(完食)と主張してくれました。
一応努力を讃えつつ、お味噌汁の存在を思い出させるとキャベツ以外は食べてくれたので、まぁよくがんばりました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?